iOS端末での使いやすさを考えた新機能 ―― 2011年は、iPadの業務利用が急速に進んだ1年となりました。その中でファイルメーカーを取り巻く市場環境はどのように変化したのでしょうか。また、2012年のトレンドをどう見ていますか。 ビル・エプリング氏(以下、エプリング氏) iPhone、iPadに対応するデータベースソフトを提供している当社にとって、iOS端末の急速な普及は追い風になっており、この勢いは2012年も続くと予測しています。 Mac版やWindows版からFileMaker Proを利用している既存ユーザーの方々は、新たな業務活用に挑戦するきっかけになっていると思いますし、iOS端末の登場をきっかけに新たにFileMaker Proを使い始める方も増えています。最新バージョンでは、これまで有料だったiOS端末向けアプリを無償に切り替えたので、展開のスピードが早まるでしょう。