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ブックマーク / plaza.rakuten.co.jp/norimasa1718 (3)

  • 大江健三郎v.s.伊集院光1 - M17星雲の光と影:楽天ブログ

    2008.03.03 大江健三郎v.s.伊集院光1 (11) カテゴリ:その他 日曜の午後、マンションの排水管の点検のため、自宅で過ごす。この時間帯には外に出ていることが多いので、手持ちぶたさんとどうつきあったらいいか、よくわからない。しかたなくラジオのスイッチをひねる。 TBSラジオの伊集院光の番組が流れている。ゲストを迎えてのクイズ・コーナーだ。ゲストが何十年も前に受けた雑誌や新聞のインタビュー記事をもとに、その時の答を覚えているかどうかを試すという、まあ、たわいのないおちゃらけコーナーである。 私はベランダの「ひめうつぎ」や「るりまつり」の枯れ枝をはさみでぱちんぱちんと切りながら、それを聞くともなく聞いている。 コーナーが始まる。女性アナウンサーがゲストを紹介する。「日のゲストは大江健三郎さんです」。 うん?大江健三郎?「伊集院光の日曜日の秘密基地」のゲストが大江健三郎?はて、面妖

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    kj-54
    kj-54 2012/04/21
  • 「させていただく」考 - M17星雲の光と影:楽天ブログ

    2008.02.15 「させていただく」考 (5) カテゴリ:その他 中村雄二郎「『させていただく』考」という文章の書き出しにふと目がとまる。 「しばらく前から、自己と他者の関係、とくに日社会での自他の関係を考えてきて、『させていただく』ということばが気になっていた。私はもともとばか丁寧な言い方は好きではないので、『させていただく』ということばをずっと使わないですませてきた。しかし、ある程度歳を取ってきて社会的に責任ある立場に立たされるようになると、そうもいかない場面がどうしても出てくる。そういうとき、他人がそのことばをこだわりなく言うのを聞いていると、その方がどんなに気が楽かと思うのだが、それがうまく言えない。」 同感である。私も生まれてから今日まで「させていただく」ということばを口にしたことは一度もない(と思う)。他人がそう言うのを聞いただけで、なんだかタオルをぎゅうっと絞りあげられ

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    kj-54 2012/04/21
    「辞めさせていただきます」「実家に帰らせていただきます」
  • 大江健三郎v.s.伊集院光2 - M17星雲の光と影:楽天ブログ

    2008.03.03 大江健三郎v.s.伊集院光2 (15) カテゴリ:その他 泥棒の背中を洗う警官、その警官の背中を洗う女店員。ここには物語を、文体を立体的にする複数の視点が存在している。その伊丹の視点に大江は共感する。そのことばは伊丹を深く励ましたであろうと思う。伊集院が静かに語りはじめる。 「伊丹さんにはよく意味のわからないNGと、よく意味のわからないおっけーがあったんです。なぜ今のがだめなのか、なぜ今のがいいのか、やってるこっちにはよくわからない。でも役者はとにかく淡々と何度でも繰り返し演じるしかない。でも、あのシーンでは最初の出前持ちをからかうシーン、最後の背中を洗うシーン、あれはとにかく延々と繰り返し演技させられたのを覚えています。伊丹さんはその大江さんのことばを聞いて、きっと「報われた」と思ったと思いますよ」 ひとつの物語を複数個の視点から立体的に浮かび上がらせる。大江はこの

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