障害のある子どもたちが通う特別支援学校では、教室の不足が全国的に課題となっています。 このうち大阪府では500余りの教室が不足し、全国の都道府県で最も深刻になっていることが文部科学省の調査で分かりました。 特別支援学校は、通学を希望する児童や生徒が年々増加していて、教室の不足が全国的に課題となっています。 文部科学省は、不足している教室の数について全国の自治体に去年10月時点で調査を行い、その結果を1日公表しました。 それによりますと、全国ではあわせて3740の教室が不足していて、このうち大阪府の不足数が528と、都道府県別で最も深刻になっています。 この調査は3年前にも行われていますが、当時、大阪府で不足していた教室は35で、今回はおよそ15倍になりました。 その背景について大阪府は、▼特別支援学校を志望する児童・生徒が増加したことに加え、▼新たに示された国の設置基準を適用し、今回の調査