累計で2100万台を出荷し、シニアを中心に多くのユーザーに利用されているNTTドコモの「らくらくホン」シリーズ。スマートフォンへと移行する時代に合わせ、今回新たに「らくらくスマートフォン」が投入されることとなった。シニアがスマートフォンを利用しやすくするため、一体どのような工夫が施されているのだろうか。 シニアが安心して使える設計 8月上旬発売予定のらくらくスマートフォン(F-12D)は、従来のらくらくホンシリーズのノウハウを継承し、シニアにターゲットを絞った初のスマートフォンだ。通常のスマートフォンとは異なり、シニアに合わせた設計がなされているのが特徴だ。 操作面での大きな特徴は、タッチパネルの誤作動を防止するための技術を多く取り入れていること。静電式ながら、圧力も検知できるタッチパネルを採用したことで、スクロールなどの操作は通常と同じ感覚でできるが、ボタンなどはしっかり押し込まないと反