憲法が保障する「教育を受ける権利」。国は、日本では読み書きできない人はいないとしてきたが、教育現場の声やNHKの取材で、いまの若者の中に小中学校に通うことができなかったため、ひらがなさえ十分に書けない人や簡単な計算ができない人が少なからずいることが明らかになってきた。若者たちが義務教育からこぼれ落ちた背景に何があるのか。教育を受ける機会を得られず、厳しい生活をおくる人々の姿を伝える。
プレミアムドラマ 弟の夫 →「弟の夫」番組ホームページ 亡くなった弟の結婚相手が、はるばる会いにやって来た。 その相手とは、外国人で・・・男だった。 「佐藤隆太×把瑠都」 で贈る、まったく新しい“家族の物語”。 2018年3月のプレミアムドラマは、LGBTという現代的かつ繊細な題材でありながら、心がほっこり温まる、今までにないホームドラマをお贈りします。原作は、田亀源五郎さんの漫画『弟の夫』。男女を問わず幅広い読者層から支持され、2015年文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞した作品です。 主人公を演じるのは、佐藤隆太さん。弟の結婚相手役に、元・大関でタレントの把瑠都さん。主人公の元妻に、中村ゆりさん。父と幼い娘、そして弟のパートナーだった男性との風変わりな共同生活を通して、「人と人はどこまで分かり合えるのだろうか」「“家族”とは」といったメッセージをさりげなく、でもじんわりと深く
山岳・水中カメラマン日記 自然をこよなく愛するNHKカメラマンの取材記です。執筆メンバーは、NHKが誇る山岳班・潜水班の面々です。 NHK甲府放送局、山岳カメラマンの米山悟です。 車で山奥の景勝地や登山口に向かうとき、なんでこんな山奥に人が住んでいるのだろう、と思う事はありませんか?買い物に不便、通学に不便、大雪や台風で孤立、と良い事が全然無い。現代都市部の暮らししか知らない大多数の人から見れば、そんな風に思えるはずです。実際若い人は出て行ってしまい、住んでいるのはだいたい昭和も戦前生まれまでのお年寄りばかりです。 山梨県早川町茂倉(もぐら)の集落 中学の頃から山登りを続けてきた私が、山梨県に住んで3年たち、いま一番惹かれているのは、山越えして山間集落へ下りるという山歩きです。車を使わず、駅やバスの終点から山まで足で歩き、山越えをして山向こうの集落へ下り、さらに町まで歩きます。マイカーが
命をかけた大移動 シリア難民400万人はどこへ 今年に入り、ヨーロッパへの難民が急増しています。 その中で特に目立つのが、過激派組織ISが戦闘を繰り広げ、内戦が激化するシリアから逃れてきた人たちです。 想定をはるかに超える数の難民に対して、いま世界各国の間で"難民をどう救えばよいのか"、議論と模索が広がっています。 難民急増の背景には何があるのか、世界は、日本はどう向き合うべきか、とことん深読みします。 今週の出演者 専門家 青山 弘之さん(東京外国語大学 教授) 景平 義文さん(NPO法人 難民を助ける会 シリア難民支援担当) 二村 伸(NHK 解説委員) ゲスト 金子 貴俊さん(タレント) 宮崎 美子さん(女優) 小野 アナウンサー 日本は安保法案一色の1週間でしたが、世界は難民問題一色の1週間でした。 きっかけは、1枚の写真でした。家族でヨーロッパを目指し、トルコからギリシャへ渡る途
ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動が公共施設で行われるのを防ぐため、東京弁護士会は差別的な言動のおそれが明白な場合に限って、施設の利用を拒否できるとする自治体向けの指針をまとめました。弁護士会がこうした指針をまとめるのは初めてです。 指針では、施設の利用申請書に特定の民族への侮辱的な表現が書かれているなど、差別的な言動のおそれが明白な場合、自治体は利用を拒否できるとしています。 一方で表現の自由に反しないように、こうしたおそれが明白でなければ、当事者に反論の機会を与えるべきだとしています。また、判断にあたっては研究者や弁護士など外部の有識者の意見を聞くべきだとしています。 弁護士会がこうした指針をまとめるのは初めてで、東京弁護士会は近く、指針を都内の自治体に送り、判断の参考にしてもらうことにしています。 東京弁護士会の伊藤茂昭会長は、「表現の自由は重要だが、ヘイトスピーチは見過ごすこ
WebライターのKです。 身体障害者の雇用は、知的障害者や精神障害者の雇用に比べて進んでいます。しかし、その中で社会的な認知度が低い身体障害として、「内部障害」があります。外見からしても活動の様子から見ても、健常者と変わらない人が多いのですが、特有の制約があります。無理な働き方をすると体調を崩す、定期的に病院への通院が求められるなどです。内部障害に理解のない職場では、「サボり癖がある」「チャレンジ精神に乏しい」などの誤解を受けてしまうこともあると言います。 身体障害の約3割は内部障害であり、けっして少ない割合ではありません。しかし、体の内部のことなので本人が打ち明けない限りは、どのような障害なのか、どれほどの程度なのかはまったくわかりません。さらに加えて、外科手術や内科管理の向上によって増加した新しいタイプの障害だということも、人々になじみが薄い理由のひとつになっています。その内部障害者の
めざましく発達するインターネットや、新たに登場した“ソーシャル・メディア”が世界を揺るがしている。 チュニジアやエジプトの政変でも大きな役割を果たしたといわれるフェイスブックやツイッターなど、人々をつなぐ“ソーシャル・メディア”が「市民に自由をもたらしている」と評価する声が上がり、内部告発サイト・ウィキリークスなどの登場についても「人々の知る権利を拡大させている」と評価する声がある一方で、「国家の機密を漏えいすることは外交や安全保障の面で国民に不利益をもたらす」と指摘する声も上がっている。 私たちの日常生活でもIT(情報技術)・ネットワークは欠かせないものとなり、経済、教育、コミュニケーションなどあらゆる分野に浸透する一方で、トラブルや犯罪に巻き込まれるケースの増加や新たな「情報格差」を生んでいると指摘する声もある。 IT・ネットワークの進化・発達は、世界を、人々の生活をどのように変え
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年10月20日 (月)スタジオパーク 「外国人住民と地域の課題」 <前説> 暮らしの中のニュース解説です。日系ブラジル人など日本で長く生活する外国人が増えています。そうした外国人住民を受け入れる地域の課題を話し合う会議が開かれました。飯野解説委員です。 Q1 日本で長く生活する外国人が増えている背景は? A1 1990年以降、ブラジルなどからの日系人の入国規制が緩和されたことが大きく影響しています。 これは、一定期間日本で暮らすことを前提に、外国人登録をしている人の推移です。去年末の段階で215万人とこれまでで最も多くなっていて、人口100人のうち1,7人が外国人です。1990年以前は登録者の大半が、特別永住者という資格をもつ、在日韓国朝鮮人の人たちでしたが、今ではその割合は5分の1。多くがニューカマーと呼ばれる新たに日本に来
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年05月20日 (火)視点・論点 「ミャンマー・被災下の国民投票と新憲法」 上智大学教授 根本 敬 ミャンマー、(私自身はこの国を今でもビルマと呼んでいますが)、そのミャンマーでは、5月2日から3日にかけて日本の台風にあたるサイクロンが襲い、13万人以上の死者・行方不明者を出し、被災者の数は国連の推定で240万人にも達しています。しかし、軍事政権は外国からの救援受け入れに消極的で、物資こそ受け取るものの、人的支援については近隣諸国から限定的に受け入れるだけで、国連や欧米諸国からの救援スタッフの入国は例外的にしか認めていません。パン・ギムン国連事務総長やアセアン各国からの強い働きかけにより、やっと人的支援を受け入れる方向に傾きはじめましたが、被災してから2週間以上がたついま、あまりに遅すぎる対応であると言わざるを得ません。 デル
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