そういえばこないだフト思ったんだけど、 写真と映像との関係を考えてて、 まあこういうのはメディアなんちゃら論とかでいくらでも言われてそうではあるけど、写真と映像って写真の方が歴史が古くて、だからアートの中に登場したのも早かったわけで、それは置いておいて、 たとえば“ある人間”と、“その人を写した写真”が並べてあったときに、その2つのものが同一のものだと思ってしまう人は、まったくいない。簡単に見分けつくのは当たり前なんだけど、その“違い度”みたいな部分で見たときに、“ある人間”と“その人を写した映像”が並べてあったときの違い度の方が、写真より少ない気がする。 実際のところは写真は紙に色が着いた物体で、映像機器なんてもっとおぞましい機器の中で小人さんがヘーコラ言いながら作り出してる幻影で、それだってごっつい物質で、人間そのものとはどっちも同じくらいかけ離れてる。 でも、なんとなく映像のほうがそ