10年ぐらい一緒に働いていた方が年末で退職された。 11月頃からその方の仕事を何人かで割り振り、引き継ぐ準備を進めていたのだが、一番引き継ぎ量の多かった方がなんにも言わずに逃げた。その人の仕事量がやりきれないぐらい増えたわけではないのだが、どうにもこうにも逃げていかれた。出来ないなら出来ないってひとこと言って欲しかったな、そうすればもう少し考えられたのな、ただそれだけを思っている。逃げたことが悪いんじゃなくて、なんにも言わずに放り投げたのが悲しかった。 投げて、散らばった仕事はひとつずつ拾いあげていくしかなかった。おかげで、年末から今に至るまでほぼ昼休みを取っていない。正確には取れない。私は帰宅後にこどもの塾の送迎や家事なんかがあるから、基本的に残業はしないように仕事をしているため、ぎゅうぎゅうに押し込むしかなかったのだ。ぎゅうぎゅう。いつもぎゅうぎゅう詰め。効率よく進めてもぎゅうぎゅうの