ライカは1913年に「UR LEICA(ウルライカ)」というカメラを試作してから 今年で100年を迎えようとしています。 日ごろみなさまがお使いの「カメラ」の原型といっても過言ではない (中判クラス以上の大きなカメラを除く、ということです) このライカを可能な限り掘り下げていこうと思います。 撮影とは全く関係のないこの不明瞭かつ危険なトンネルへレッツゴー 本日のテーマは「Leica ズミクロン M35mm F2 (6枚玉)」。 突然ですがこのレンズを見て何かお気づきでしょうか。 そうです。6枚玉です。 Leica ズミクロン M35mm F2 (6枚玉)は1969年から1979年にかけて生産されたモデルで、 大きく分類すると「ツノつきモデル」と「ツノなしモデル」の2種類に分類されます。 当初、絞り指標を動かすのに俗に言う「ツノ」をつまんで回すことにより 絞りの設定をする仕様になっていたので