麻薬成分を含む『ハーブティー』を所持した疑いで、33歳の男が逮捕されました。 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、農業を営む住居不定の男(33)です。 男は3月3日、三重県志摩市の建物で、麻薬成分DMTを含む『ハーブティー』約850グラムを所持した疑いがもたれています。 警察によると、去年7月、『ハーブティー』を飲んだ大学生(18)2人が意識を失うなどして緊急搬送されたことから捜査を進め、『ハーブティー』の発送元などから男が浮上したいうことです。 『ハーブティー』の説明書には「DMTが含まれています」「DMTは麻薬です」と記載されていたものの、合法だと書いていました。 調べに対し、男は「逮捕されたのは不当。私は麻薬を所持していません」と容疑を否認しています。 この『ハーブティー』はことし2月だけで全国の約80人に発送されていて、警察は危険性を呼びかけています。