●PS4に搭載するのはCell B.E.の発展型CPU ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は次期ゲームコンソール「PLAYSTATION 4(PS4)」を、Cell Broadband Engine(Cell B.E.)アーキテクチャベースとする方向で本格的な検討を始めている。現在は、ゲームディベロッパの反応をうかがい、具体的な実装を探っている段階だと言われる。SCEは、PS4世代では製造コストをPS3世代より下げると同時に、アーキテクチャを継続することで開発投資も抑える道を目指しているようだ。 SCEがPS4でCell B.E.から離れる可能性もまだ残されてはいるが、今のところは、Cell B.E.の拡張&改良版をベースにする方向で動いていると見られる。 SCEは、もともとPS3プロジェクトが具体化する段階で、Cell B.E.アーキテクチャをPS3以降の世代でも継続するこ
このところのメモリ価格の下落から、メインメモリは2GBどころか4GB以上も余裕で搭載できるようになった。2GBのDDR2 DIMMを4枚、計8GB分購入したとしても2万円で十分おつりが来る。とはいえ、32bit OSを使っている限り、OSは約3.5GB以上のメインメモリを認識できず、それ以上のメモリを搭載したとしても無駄になってしまう。64bit OSを利用すればこの問題も解決するが、ドライバの対応やアプリケーションの互換性などに問題があり、使いたくても使えない状況だ。 しかし、32bit OSで認識できないメインメモリ領域を活用できる手法が見つかり、2ちゃんねるのWindows板を中心に話題となっている。その手法とは、「Gavotte Ramdisk」というRAM Disk作成ツールを利用し、メインメモリのOS管理外領域にRAM Diskを作ってしまおうというものだ。 メインメモリを手軽
●Xbox 360の盛り返し策が焦点となったMicrosoft MicrosoftがXbox 360を、どんな策で盛り返すのか。先週(2月18日~22日)、米サンフランシスコで開催されたGDC(Game Developers Conference)におけるMicrosoftのキーノートスピーチの関心ポイントのひとつはそこにあった。 Xbox 360は日本でこそ不調だが、日本以外の地域では、2005年末の発売からしばらくは絶好調だった。PLAYSTATION 3(PS3)とWiiに対して1年先行した利を活かして、発売8カ月で500万台の出荷を達成、2年目(2006年)のホリデーシーズンで1,000万台を超えた。この出荷ペースは、PlayStation 2(PS2)とほぼ並ぶ(ただしXbox 360は同期間にホリデーシーズンが2回、PS2は1回)。そのため、このまま台数の伸びが続いてリードを保
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ ビジネスモデルを変革するためのPS3の価格戦略 ~SCEI 久夛良木健氏インタビュー(2) PLAYSTATION 3(PS3)発売へと、いよいよ加速し始めたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)。しかし、従来のゲーム機とは一線を画すエンターテイメントコンピュータPS3の戦略は、まだ浸透しているとは言い難い。 同社を指揮する代表取締役社長兼グループCEOの久夛良木健氏に、PS3の戦略とビジョンを伺った。 ●PS3ではビジネスモデルがゲーム機から変わる 【Q】 PLAYSTATION 3(PS3)については、E3で発表された価格への反応が面白い。ゲーム業界の人は高いと言うが、PCから見るとまだ安い。でも、多くのユーザーは、ゲーム機として見るから、抵抗感が非常に強い。 【久夛良木氏】 PS3は、家電としてみたって圧倒的に安い。でも、ゲーム機と
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