タグ

増田と増田文学に関するkmartinisのブックマーク (14)

  • 世界中の「み」と「き」が入れ替わった。

    世界中の「み」と「き」が入れ替わった。 動物園のキリンはみりんになり、月は罪になって警察にしょっぴかれた。雪ではなく弓が降ってきて、神棚には柿が飾られている(地方によっては牡蠣のところもあるらしい)。 幸いなことに「ぎ」は「み」に入れ替わっていないようだ。鍵は紙にならないし、道は狭まってギチギチになったりしない。 私は埼玉に住んでいるのでよくわからないが、奄美大島は今どうなっているのだろう。甘き大島とかになっているのだろうか。予備校の大島先生は別に甘くなかった。 東京は豆苗になっているらしい。安いしべても2回くらいは再生する。さすが都会だ。 従姉妹のミズキはキズミになっていた。彼女は今逆立ちで生活している。傷身のキズミにkiss meと言ったら文法的におかしいと指摘された。 この異常事態をどうにかせんとして、我こそはと上京した定命の者たちは状況をまだ完全に把握しているとは言えない。これは

    世界中の「み」と「き」が入れ替わった。
    kmartinis
    kmartinis 2020/11/18
    読後感いい
  • こんばんは、猫です。一年のうちでこの時期が風が最も気持ちいいですね。..

    こんばんは、です。一年のうちでこの時期が風が最も気持ちいいですね。耳をくすぐり背中を撫でゆくフワフワに、思わず目が細まります。土の匂いと緑の匂い、雨上がりに伸びる草の存在を感じます。風とは何か知っていますか。それは、ここにない匂いのことです。もしくは、これから出会うものの気配のことです。 窓が開いていることを、私は見逃しません。何事もない日常の部屋に、差し込むように興奮を覚える一画を感じるからです。窓とは何か知っていますか。それは、変えるか/変えないかを自問することです。答えはどちらでもいいのです。問いが場に存在している、それが窓です。 問いの前に私は佇んでいます。挑むたびにあなたが引き留めてくれるので、そうか今ではないのか、と気が付きました。風が運んでくる窓のむこうについて確かめたいけれど、今ではないのか。フウフウして貰える焼魚、クセになる納豆、丸まりやすく設えた寝床、なによりあなたの

    こんばんは、猫です。一年のうちでこの時期が風が最も気持ちいいですね。..
  • 緊急事態宣言が解除になって初めての出社でクッソダルいと思いながら自席..

    緊急事態宣言が解除になって初めての出社でクッソダルいと思いながら自席でブクマと増田を1時間くらい眺めて書き込んでから席を立ってトイレに行こうとしたら溝口さんが久しぶりにいて、在宅勤務中どうしてたんすかと聞いたら、聞いてくださいよ、ヨガと筋トレで腹筋がバッキバキに割れてシックスパックになったんですよーというので、え当ですかじゃあちょっと見せてくださいよと言ったら、えーそれセクハラですよーと言いながら笑って、いやお前がその話題振ってきたんだろうがと思うが、最近外全然行ってないですねーという話に移ったので、じゃあ久しぶりにどっかべに行きますかと言ったら、いーですねーと意外にあっさりとOKしてくれたので、何がいいすかと聞くと、なんでもいーですと言う、いやそういうのが一番困るんだろうが決めろやと思いながらもちろん言わず、じゃあオメガラーメンとかでもいいんすかと言ったら、あーたまにはいーですねー

    緊急事態宣言が解除になって初めての出社でクッソダルいと思いながら自席..
    kmartinis
    kmartinis 2020/05/29
    オメガラーメンで急に森見登美彦感
  • 知らないマックに行ったら自殺した友人がいた

    仕事クビになったし今日は遠場のマックに行こうかと考えて適当にバスに乗り込んだ。 数年前に自殺した友人がマック好きだったこともあり、色々な場所のマックへ行くのが俺の趣味。 マックは一見どれも同じに見えるが立地や大きさ、地域ごとにひと工夫あり同じながら微妙な変化を楽しめる。 頼むメニューはいつも決まっていて、ホットコーヒーMにソーセージエッグマフィンだ。 思い返せばこれも今は死んでしまった友人の鉄板メニューだった。 さて、バスに乗ってたどり着いた場所は名前すら知らないような駅だった。 案内を見ると駅の中にマックがある。よく見る駅内蔵型マックだ。 いつものように店内を一見して定番メニューを頼み、席に着こうかとした時だった。 自殺した友人がいた。 マジで、俺はトレーを持ったまま固まった。 じっと見て口をあんぐり開け、喜びと悲しみが垂直落下する滝のように吹き出て1秒が5秒に感じられた。 暫くすると友

    知らないマックに行ったら自殺した友人がいた
    kmartinis
    kmartinis 2019/03/23
    毎日毎日なにかしらのドラマを持った人々がマックを訪れてはハンバーガーを食ってます。増田文学
  • 東京育ちで大学に行っていない夫と地方育ちで大学に行った私の話

    私の夫は東京で生まれ、東京で育った。 彼の両親も、それぞれ23区ど真ん中にある一軒家で育った。 夫の親族のほとんどは都内に家があり、大半は大学出で、半数が東大海外の大学を卒業している。 母方のひいおじいさんは大学教授、おじいさんは会社経営者で、父親は超大企業に勤めていた。父方の祖父は医者だ。 ど都心にある両親の実家はそれぞれ部屋数が10以上あり、庭は子供が鬼ごっこをできる広さがある。 ここまで聞くと、小町によくあるような夫自慢に思えるかもしれない。 しかし、夫自身は大学に行ってないし、お金持ちでもない。 夫は都内の私立の中高一貫校に進学し、専門学校(夫曰く、名前を書いたら入れるそうだ)を卒業してエンジニアになった。 年収は同世代の中央値のちょい上くらいで、1千万円を超えることは一生ないだろう。 実家もロクデナシの父親のせいでお金持ちではなくなっている。 一方私は、中堅地方都市にあるアパー

    東京育ちで大学に行っていない夫と地方育ちで大学に行った私の話
  • 妻がメシ作りたくない病を発症した。

    がメシ作りたくない病を発症した。 何故かすき家に三人して来てしまった。 まあ良いか、祭りだし。 なんて考えてると、4歳になる娘が 「ぱぱ、あの人べるのすんごくはやいよ」って俺に言う。 見るとカウンターには二十代前半とおぼしきスーツ姿の男が牛丼をかき込んでる姿が。 あれは俺だ、昔の俺だ、何にも考えず、ただがむしゃらに仕事して、未来の事とか幸せが何なのかとかから敢えて目を背けて、孤独を貪って世の中拗ねて生きてた頃の… そんな俺の妄想に気付いているのかいないのか、男は尚一層のスピードで丼を空にし、ぼそりとご馳走様と告げると伝票を片手にレジへ向かった。 俺が娘に 「牛丼はああやってべるのが作法なんだよ、特に一人の時はね」 って教えたら、が何馬鹿な事言ってるのって鼻で笑った。 もう家族で牛丼屋に来るのは止めよう。

    妻がメシ作りたくない病を発症した。
  • さしあたって。

    非常に言いにくいことで,しかしながら,ずっと言わなければならないと思っていたことを,伝えなければならない人(もしくは人たち)に,過不足なくそしてタイミング良く伝えることは皆が思っているよりもずっと困難である. 特に私のようなやらなければならないことを後回しにする癖を持っている人間にとってみれば,直接伝えることよりも間接的に目的の人(もしくは人たち)が伝え聞くように,その計画を時間をかけて用意し,数十年のスパンで実行する方がたやすいことのように感じられる. 最初の,そして最も基的な伝えたいことは,齢30を過ぎてから最近気づいたことだが, 私は,私の人生に興味が無い. 私の生きている理由はたった一つ.生まれてきてしまったからである.そして,私がこれまでに生きてくる上で大切に守っていたルールもたった一つ.敵も味方も作らず,ただ平穏に,喜びや悲しみや,それに付随して生じる感情の起伏もただひたすら

    さしあたって。
    kmartinis
    kmartinis 2019/02/27
    文章は好きです。トラバ、ちょっとかっこいい “自分の人生に興味があるやつなんかいるわけないだろ だまってストゼロきめてろ”
  • ティッシュ

    自習室に行って適当な席に座った。隣ではすでに女の子が勉強していた。見覚えのある顔だった。現代文を教えた子だ。昨日何となく同じ部活のTのクラスへ行ったらTは現代文を勉強していた。その隣で一緒に勉強していたあの子だ。自分で言うのもおかしいけど僕は現代文が出来る方だ。だからTとその子に現代文を教えた。教科書の設問を少し説明しただけだけど。 あの子だと分かったからといって何かあるわけでもなく、僕は普通に勉強をはじめた。しばらくして、壁にかかっている時計を見て次は物理やろうかなとか考え始めたとき、隣のあの子が鼻をすすっていることに気が付いた。僕も鼻の調子が悪かったのでその時は箱ティッシュを持っていた。僕はティッシュを分けた方がいいんじゃないかと思った。でも、相手があまり知らない女の子だということに気づいた。不審に思われたらどうしようと思った。急に恥ずかしくなった。僕が悩んでいるとあの子は席を立って自

    ティッシュ
    kmartinis
    kmartinis 2019/02/27
    はあ。なぜか綿矢りさ感がある
  • その後が気になる増田 2017

    日曜日に https://anond.hatelabo.jp/20170628153705 専業主婦の嫁がアツアツご飯を出してくるので離婚危機 https://anond.hatelabo.jp/20170518204136 夫が心配だ https://anond.hatelabo.jp/20170805144719 明日、会社で詰められる予定 https://anond.hatelabo.jp/20171029205452 今からレズ風俗で25年物の処女を捧げに行く https://anond.hatelabo.jp/20171110205440 (便乗してリンク) https://anond.hatelabo.jp/20171217083142 元増田達、続き書いてくれないかなあ。

    その後が気になる増田 2017
  • 鼻緒を直した話

    ということで俺は既に高校の時はそれなりの足フェチになってしまっていたのだ。 文系人間だったから国語の古典か好きで、小説・評論とか読んでいるうちに、江戸時代とかに女性の鼻緒を古のイケメンが直すって言う展開があることを知った。 古典の先生なんかもその話をしていた。 俺はいつも、それは足フェチ絶好のシチュエーションだし、でも女性を助けてもいるわけで、なんというかアウフヘーベンしているなと感じていた。 江戸時代の浮世絵なんか見てると、結構美女が下駄に素足で、足フェチの大先輩たちもこれを見て大いに感激していたのではないかと勝手に想像していた。 クラスの好きな女の子が、お祭りの時に鼻緒が切れてしまい、自分がそれを直して上手い具合に足の甲にキスする夢を見てから、それを想像するだけでオナニーができた。 ネットは既に人口に膾炙していたから、何の気なしに鼻緒の直し方をネットで調べていた。 とくに5円玉を使うや

    鼻緒を直した話
    kmartinis
    kmartinis 2019/01/21
    “黒のタイツの感触、……うん!”よかった。
  • 黒ギャル

    https://anond.hatelabo.jp/20170624093754 ・黒ギャルはオタクをゴミだと思っている まあたしかにあまり相性はよくないかもしれない。 俺はオタクだし、黒ギャルの友達はひとりもいない。 でも黒ギャルに関する思い出ならいくつかある。 Ⅰ 幼稚園児の頃。横浜のデパートで両親とはぐれて迷子になった時、黒ギャルに助けてもらった。 黒ギャルは泣いてる俺の手を引いて、お客様案内所まで連れて行ってくれた。 両親が迎えに来るまでの間、黒ギャルが俺の隣に座って一緒に待ってくれた。 黒ギャルは俺にノートとペンを貸してくれた。俺はそれに絵を描いた。 黒ギャルがその絵をやたらと褒めるもんだから、俺はうれしくなって、すっかり泣き止んで、得意気に絵の解説をした。 別れ際に黒ギャルが俺の頭を撫でた。とてもいい香りがしたのをはっきりおぼえてる。ココナッツオイルの匂いだったのかな。 Ⅱ 浪

    黒ギャル
  • 彼とU.S.A.と赤身肉 ~あるいは元気モリモリご飯パワーH30~

    駅前広場の小さな噴水に虹が架かる。 わたしはお気に入りのダサかっこいいGAFAワンピースに身を包み、彼氏の到着を今か今かと待っている。 高学歴・高収入・高プロの三拍子が揃った自慢の彼はeスポーツ界の有名人だ。 彼の「ジタハラ持ち」から繰り出される悪質タックルと金足農旋風のコンボは半端ないってと恐れられているし、シューティングでの奈良判定の見極めやグレイヘアの巧みな使い方は災害級の暑さだと絶賛されている。 年の差のせいで、おっさんずラブだとあおり運転されるのは腹立たしいが、そんな時短ハラスメントで彼への想いが計画運休することなどあり得ない。 「だーれだっ!」 突然、視界がブラックアウトした。 「うーん……。スーパーボランティア?」 「ざーんねん。ボーっと生きてんじゃねえよ! 正解はオレでしたー!」 目隠しを外して、彼がひょっこりはんと姿を現す。 「もう。バカばっかり。わたし、お腹空いたんだ

    彼とU.S.A.と赤身肉 ~あるいは元気モリモリご飯パワーH30~
    kmartinis
    kmartinis 2018/11/10
    “「だーれだっ!」  突然、視界がブラックアウトした。 「うーん……。スーパーボランティア?」”
  • 人生何者にもなれなかった、けど

    お前、もうすぐ大学出て就職だけどさ、才能とかセンスとか、独特の感性とかさ。そんなもん自分にあるとまだ思ってるの?ないよ。あるわけないじゃん。自分にしかない何かがあるとかさ、マンガの読み過ぎなんだって。思い出してみてよ、子供の頃とか。何かで他人に褒められた事、ある?ないよね?でしょ?やっぱり。 昔からそうなんだよ。運動だって何にも出来なかったし、勉強だって頑張らないとできなかったし、頑張っても結局数学とか全然わかんなかったし、結局入ったのはその辺の私立文系大学だよ。頭が悪いの、地頭が。 勉強だけじゃないよ、とか読んだり何か意見を求められた時に内容が全然理解できなかったりさ、ゲームだって下手だったでしょ?格闘ゲームとか思い出してみ?友達と対戦して、友達だって別に上位ランカーとかでも全然ないのにすぐ対応されてさ、でもこっちは何十回、何百回対戦しても相手の効果的な対策とかひとつも思い浮かばないの

    人生何者にもなれなかった、けど
    kmartinis
    kmartinis 2018/02/19
    自分も“割とデキる”と思ってた格ゲーでなんでもない友人にボコられたり、お風呂でよく響く自分の声に酔っては風呂上がりに「うるさい。それから頭皮くさい」と言われたり、テニス部でも雑魚だったりしたな…
  • ストロングゼロを飲んだ

    昨年の冬、十年勤めた会社を辞めた。上司と揉めて、にっちもさっちも行かなくなり、最後はヤケクソで辞表を叩きつけた。 しばらく保険でいつないだあと、近所の倉庫でバイトを始めた。すでに33才。未来には何の展望もないが、特に悲しいわけでもない。そんな段階はとっくに越えてしまった。学歴もコネも才能もない俺みたいな人間は、石の裏に棲息する虫みたいにひっそり生きて、死ねばいい。たまに小さな幸福を拾えたら御の字だし、拾えなくても別にどうってことはない。 夏にSさんという男が入社してきた。俺よりひとまわり上の45才で、とにかく無口なおっさんだった。俺たちは同じ班で働くことになり、気づけば仕事帰りに飲む仲になっていた。 先週、終電を逃してSさんのアパートに泊めてもらった。 その夜の彼は別人のように饒舌だった。 「そういえば、あるよ」Sさんが冷蔵庫からおもむろにストロングゼロを出した。 「飲んだことない?」

    ストロングゼロを飲んだ
    kmartinis
    kmartinis 2017/12/08
    これブクマ1000越えか。すぎょい
  • 1