連合埼玉は27日、さいたま市大宮区の鐘塚公園で「第84回県中央メーデー」を開き、今夏参院選に向け、組合員ら約5000人の参加者に民主党への支援を呼びかけた。 式典で小林直哉会長は「民主党の存在感は日々薄まるばかり」とした上で、「連合が求め続けている正義や公正、弱者への配慮を重視しているのは民主党。参院選の勝利に向け、全力で取り組む」とあいさつした。 式典には参院選埼玉選挙区から出馬する予定の民主党現職の山根隆治氏や、さいたま市長選で連合が推薦する清水勇人市長らも出席した。 昨年に引き続き、今年のメーデーでも東日本大震災の復興支援のため、福島、岩手、宮城県の物産を販売したほか、被災者へのカンパを募った。