保安院 避難期間明示は難しい 4月22日 14時2分 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、22日に新たに設定された「計画的避難区域」などについて、経済産業省の原子力安全・保安院は、22日午前の記者会見で、「避難の期間は、少なくとも福島第一原発からの放射性物質の放出が管理される時点までで、現時点で具体的な時期を示すことは難しい」と述べました。 また、避難先については、地元自治体の意見を尊重して支援するとしたうえで、「プレハブの建設など、希望に添ったものにしたい。仮設住宅などができるまでは、旅館やホテルを手配するなど、万全を期したい」と話しました。今回の計画的避難区域については、立ち入り禁止とする「警戒区域」にはなっていませんが、原子力安全・保安院は、「この区域への一時立ち入りは遠慮してほしい。希望もあると思われるので、一時立ち入りの在り方について、関係の市町村と調整したい」と述べまし