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2010年10月27日のブックマーク (2件)

  • 「壁と卵」の現代中国論 第4回 中国とEUはどこが違うのか?――不動産バブルの政治経済学

    第4回 中国とEUはどこが違うのか?――不動産バブルの政治経済学 不動産価格の高騰と「蟻族」の不満 最近書店の店頭に並んだおびただしい数の中国関係の書籍の中の一つに、『蟻族』というがある。昨年に中国で出版されてベストセラーになったこのは、気鋭の社会学者による詳細な社会調査に基づいた、硬派のルポルタージュだ。「蟻族」とは、大卒者を中心とした高学歴でありながら、低賃金の非正規の仕事にしかつけず、さらには都市中心部の住居費が高騰しているため、郊外にある、一ヶ月の家賃が3000円から4000円の安いアパートに群がって住んでいる若者たちを指す言葉である。彼(女)らは、まるで蟻のように、「頭がよく、弱くて、集団で住む」ため、このように呼ばれるようになったといわれる。の副題である、「高学歴ワーキングプアたちの群れ」という文句が、彼(女)らの高いプライドと置かれた社会的地位とのギャップをよく物語っ

  • J. Nakanisi Home Page

    雑感536-2010.10.12「ノーベル賞−二つの話題−」 戦後の技術革新時代の力量 クロスカップリン反応の発明者、活用者3人にノーベル化学賞が授与され、その内2人が日人だったのでやや興奮。北大名誉教授の鈴木章さんと、米国Purdue大学特別教授の根岸英一さん。根岸さんの経歴を見ると、湘南高校、東大応用化学、帝人、Purdueとなっていて、その当時は最も秀才の人が辿る典型的な経歴である。 当時は、戦後の技術革新の波が押し寄せていた時代で、その内容は石油化学だった。成績の良い学生が応用化学に進み、その中で一番、二番の学生が帝人や東レなどの繊維系の化学会社に引き抜かれた。合成繊維がまさに技術革新の成果だった時代。そういう時代背景を考えると、根岸さんの受賞はよく分かる。1960年代(昭和30年代)の日の力を反映しているように思う。 受賞の対象となっている反応が広く使われていること、さら

    kmori58
    kmori58 2010/10/27
    おめでとうございます。