ありのままを言ってしまえば私は不登校児でした。 中学3年の頃にクローン病という難病にかかり、普通の生活から入退院を繰り返す生活になって学校に通うどころではなくなりました。 授業にまともに出られないのだから当然成績なんてひどいものです。試験を受けてもまったく知らない単語が並んでいるので答えようもありません。試験中にふてくされ、あまりに暇なこともあり、解答用紙に落書きをして先生にひどく叱られました。 そのうちにバカらしくなって学校に通うのを放棄するようになりました。体調が良かろうが悪かろうが学校を休みます。週に数日行ったところで授業の内容なんてわかりっこないですし、面白くもなんともありません。それなら無理に通わずに家で好きなことをして療養していたほうがましです。 私がPCを触り始めたのはその頃でした。暇を持て余してオンラインゲームを始め、ウェブに触れ、友達ができ、毎日やり取りをするようになりま
