11日の桜花賞(GI)で2着だったサトノレイナス(牝3、美浦・国枝栄厩舎)は、引き続きC.ルメール騎手とのコンビで、5月30日に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)に向かうことがわかった。 サトノレイナスは父ディープインパクト、母バラダセール、母の父Not For Saleという血統。 2歳新馬、サフラン賞(1勝クラス)とデビュー2連勝ののち、阪神JF(GI)と桜花賞はともに優勝馬ソダシとタイム差なしの2着だった。過去4戦はすべて芝1600m戦。 牝馬の日本ダービー参戦は2014年のレッドリヴェール以来7年ぶりで、グレード制導入(1984年)以降、GI未勝利での参戦は初。 歴代の牝馬の日本ダービー馬は1937年ヒサトモ、1943年クリフジ、2007年ウオッカの3頭。ウオッカは桜花賞ではダイワスカーレットの2着だった。