「無印良品」を展開する良品計画の成長が止まらない。2015年2月期は12期連続増収、4期連続増益で最高益を更新。今期は中間決算を待たずして、業績見通しの上方修正を行った。 無印良品では、課長以上が朝8時から「挨拶当番」をやっている 7月8日に発表した第1四半期決算(2015年3〜5月期)は売上高、営業利益ともに2ケタ増。東アジア地域での事業が想定以上に好調なことから、通期の業績見通しを売上高2960億円(当初予想は2901億円)、営業利益は320億円(同300億円)に引き上げた。中期経営計画で掲げた海外売上高の計画は1年前倒しで達成し、今期初めて1000億円の大台に届く見通しだ(2015年2月期は771億円)。 ■ 中国の既存店は4割増 業績の貢献度が高まっている東アジア地域(中国、台湾、香港、韓国)は、第1四半期の売上高が約7割増の193億円、営業利益は38億円と3倍近く増えた。中