大学入試の過去問題集として受験生のお供の「赤本」。2024年に創刊70周年を迎えることから、表紙デザインを約20年ぶりに刷新します。新デザインを手がけたのは、神戸市中央区にあるデザイン事務所「明後日デザイン制作所」です。 神戸市中央区東川崎町7-12-5 書店で存在感を放つ「赤地に黒字」の表紙2024年版までの「赤本」は、2006年から約20年続くデザインで、大学受験の象徴として書店で存在感を放っています。 「志望校の赤本を買うとやる気が出る」「心強い」と好評の一方で、「大学名が目立ちすぎで持ち歩くのが恥ずかしい」「表紙の圧がすごい」という声もあったんだそう。 赤本のこれまでのデザインはこちら。目を引く「赤地に黒字」の表紙は1965年ごろから始まったんですね。 ちなみに「赤本」というのは読者が付けた通称なんだとか。正式なシリーズ名は「大学別入試シリーズ」や「大学入試シリーズ」だったのですが