車線合流や隊列走行といった完全自動に近い「レベル4」の自動運転の普及に向け、総務省は2026年度にも専用の電波を割り当てる。安定した通信で自動運転の精度を高め、米欧と同じ周波数帯にすることで対応車両や関連部品の開発を後押しする。関連するルール制定などの環境を整える。専用電波を通じて車両が近くの車や道路上の管制設備と情報を直接やりとりし、人が介在せずに周囲の車の動きに合わせた車線変更、合流などが
アメリカの電気自動車メーカー、テスラは、セダンタイプの「モデルS」など36万台あまりについて、一部で搭載されている自動運転システムに事故のリスクがあるとして、アメリカでリコールを届け出ました。 テスラがアメリカの道路交通安全局にリコールを届け出たのは、テスラが開発中の、FSDと呼ばれる自動運転システム搭載の4つの車種です。 具体的には、いずれもアメリカで販売された、2016年以降のセダンタイプの「モデルS」とSUV=多目的スポーツ車の「モデルX」、2017年以降の小型車の「モデル3」、それに2020年以降のSUVの「モデルY」の、合わせて36万台余りが対象となります。 今回のリコールについて、道路交通安全局は、車が左折や右折専用の車線を走っているのに交差点を直進するなど、事故のリスクがあるとしています。 テスラが開発中の、FSDと呼ばれる自動運転システムをめぐっては、去年11月、FSDが作
Argo AIは、米Googleの自動運転事業(現在はAlphabet傘下のWaymo)でハードウェア開発ディレクターを務めたブライアン・セルスキー氏と、米Uberのエンジニアリングのトップだったピート・ランダー氏が2017年に共同創業したAI企業。 FordはArgo AIの主要株主で、同社立ち上げ時に向こう5年間で10億ドル投資するとしていた。26日の説明では、「2021年までにレベル4技術を広く市場に投入できると予測していたが、状況は変わった」とし、第3四半期に設備投資先をArgo AIが開発中のL4技術から自社開発のL2+L3技術に移行する決定を下したという。 「FordはArgo AIから有能な4人のエンジニアを迎え、Argo AIは閉鎖される」。 Argo AIに出資している独Volkswagenも26日、「Argo AIと協力し、従業員に継続的な雇用を提供し、自動運転分野で有
車の自動運転について全国で行われている実証実験を国土交通省が分析したところ、悪天候時にセンサーの性能が低下するなどの課題が分かり、今後、改善していくことになりました。 それによりますと、課題としては自動運転車のセンサーが濃霧や降雪など悪天候のときに性能が低下するほか、山間部では自動運転車の走行に必要なGPSの精度が落ち込むことなどを挙げています。 そのうえで対策として、センサーやGPSの精度を補うために道路に磁気マーカーなどを埋設して車の位置を把握しやすくすることや、悪天候時には運行しないなど走行できる環境の制限を検討していくとしています。 一方で、自動運転の移動サービスを行う際、担当者1人で監視できる車の台数を、これまでの2台から3台以上に拡大することを検討することになりました。
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