2010年11月20日、優勝した名古屋の選手を祝福するJリーグの大東和美チェアマン(前列左) 2011年にJ1、J2あわせて38クラブになるJリーグが、リーグの構成や収益の分配など、運営方法の抜本的な見直しに動き出す。近く新しい組織をリーグ内に設けることが31日までにわかった。 すでに実行委員会で承認され、2月の総会で正式に決まる。「マーケティング委員会」の名称で4月にも本格的に活動を始める見通しだ。関係者の話を総合すると、検討課題としては2ステージ制の復活、参加基準の高い新たなリーグ設置や3部制の導入、話題性や収益性を重視した新たなカップ戦の創設、リーグ開幕・閉幕の時期などがあがりそうだ。 11年はJリーグにとって、1992年のプレ大会(ナビスコ杯)から数えて20年目。12年以降のテレビ放映権契約の交渉もあり、Jリーグのあり方を見直す機運が高まった。 クラブ側からもクラブ数の拡大