タグ

ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (33)

  • インターハイで感じた「高校サッカー格差時代」 日常のリーグ戦のレベルがトーナメントの結果に直接反映される流れに

    暑熱対策のため、今年から福島県での固定開催となったインターハイのサッカー競技は、昌平高校(埼玉県)の初優勝で幕を閉じた。普段のリーグ戦(45分ハーフ)とは違う35分ハーフ、かつ冬の高校サッカー選手権に向けたチーム作りの途中であるため、波乱が起きやすいと言われる大会だが、全体を通してみれば順当と言える勝ち上がりだった。 高校サッカー夏のインターハイは強豪が順当に勝ち上がり(写真は決勝の昌平vs神村学園) photo by Matsuo Yukiこの記事に関連する写真を見る 【プレミアリーグ勢の大勝が目立った大会】 都道府県予選を見ても、波乱と言える結果はプレミアリーグ(全国を東西2つに分けた、高校年代最高位のリーグ)に所属する前橋育英高校(群馬県)の敗退ぐらいで、ほかは前評判が高かったチーム、地力のあるチームが全国大会に進んでいる。チーム力が順当に結果として表れた大会と言えるだろう。 大会

    インターハイで感じた「高校サッカー格差時代」 日常のリーグ戦のレベルがトーナメントの結果に直接反映される流れに
    ko77
    ko77 2024/08/05
    “「リーグ戦とトーナメントは別物だ」と言われていたが、現在の高校サッカーではピッチ外の環境がピッチ内の質に、より密接につながっている。リーグ戦で強いチームが、トーナメントでも強い時代に突入している。”
  • 令和の高校サッカーで大流行の「三種の神器」とは? カギは客観的データの見える化

    高校サッカー界で、近年急速に浸透している3つのアイテムがあるという。「三種の神器」とも言えるそのひとつひとつを見ていくと、今どきの高校生プレーヤーの傾向もわかってきた。 【高校生も個々のプレーのデータ計測の時代】 試合後のサッカー選手がユニフォームを脱いだ時などに、スポーツブラのような物を着けている姿をよく見かけないだろうか。 あのウェアの背中にはGPS機器が装着でき、走行距離、スプリントの回数、速度強度、乳酸参考値、歩数、さらに心拍数などの細かなデータがiPadなどの電子端末を通じてリアルタイムで見られる仕組みになっている。プロの世界では当たり前になっているアイテムだが、近年では育成年代でも見かける場面が多い。 育成年代でもGPS機器で選手個々のデータを取るチームが増えてきたこの記事に関連する写真を見る 普及に一役買っているのは、サッカー選手で実業家の田圭佑氏のSOLTILOを親会社と

    令和の高校サッカーで大流行の「三種の神器」とは? カギは客観的データの見える化
  • 放送席は空のまま...世界が称賛したなでしこジャパンを評価しないのは「日本」だけだった

    リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko 日は日を知らない。今回の女子W杯を通して、私は強くそう思った。 Jリーグ発足当時からずっと日サッカーを見てきた筆者は、近年のその成長ぶりに驚いている。ブラジルでは昔、ヘタなプレーをすると(大変失礼ながら)「おい、日人みたいなプレーをするなよ!」と言っていた。しかし今、そんなことを言う者はひとりもいない。 1993年、男子の日本代表は世界ランキング66位だった。それが今やどうだ。世界20位でW杯常連国。第9位にまで上り詰めたこともあった。中国もインドも、どんなに大金をつぎ込んでも自国サッカーを強くすることはできていない。今、世界中のスターを爆買いしているサウジアラビアだってそうだろう。唯一、これほどの速さでサッカーを成長させた日に世界

    放送席は空のまま...世界が称賛したなでしこジャパンを評価しないのは「日本」だけだった
    ko77
    ko77 2023/08/22
    なぜ日本は日本を応援しないのか、世界中が疑問に思っている。
  • 長年点をとり続けるピーター・ウタカが考えるストライカー像。「ひらめきを感じ、即興的にプレーする必要がある」

    webスポルティーバサッカーの記事一覧Jリーグ他Jリーグ長年点をとり続けるピーター・ウタカが考えるストライカー像。「ひらめきを感じ、即興的にプレーする必要がある」 Why JAPAN? 私が日でプレーする理由 京都サンガF.C. ピーター・ウタカ インタビュー 中編 前編「ウタカが語る日とJリーグ」はこちら>> 後編「ウタカのお団子ヘアの秘密」はこちら>> 2015年に初めてJリーグに来て以来、日での「すばらしい生活」を続けているという京都サンガF.C.のピーター・ウタカ。インタビュー中編では、ストライカーとしてプレーするようになった経緯や、FWとしての彼の考えを聞いた。 ◆ ◆ ◆ プロになる前に、得点力を磨いたというピーター・ウタカこの記事に関連する写真を見る 参考にしたのはブラジルのロナウド「ナイジェリアでは、子どもが生まれて歩くようになったら、すぐにボールを渡されるんだ。僕の

    長年点をとり続けるピーター・ウタカが考えるストライカー像。「ひらめきを感じ、即興的にプレーする必要がある」
    ko77
    ko77 2022/07/27
    “GKを外すタイミングでシュートを打てるようになったらいいと思う。ちょっと正直すぎるタイミングのシュートが多い気がする”
  • 高校サッカーの「寮生活」が激変。洗濯は業者、1人部屋でプライベートも確保...選手はその充実ぶりで学校を選んでいる

    webスポルティーバサッカーの記事一覧Jリーグ他高校・ユース高校サッカーの「寮生活」が激変。洗濯は業者、1人部屋でプライベートも確保...選手はその充実ぶりで学校を選んでいる 学校・練習・住まいが近距離の寮生活のメリット「今の高校サッカーは地方勢が強くて、都会の高校は全国大会で勝ちづらくなっている」。大阪のある高校の指導者が発した言葉が印象に残っている。近年の高校サッカーは練習で身につけた技術、戦術を試合で発揮するために、肉体強化に力を入れるのがスタンダードになっている。 岡山学芸館高校の「瀬戸内占春寮」。野球場とサッカーグラウンドに隣接しているこの記事に関連する写真を見る 都市部の高校はバスや鉄道など交通網が発達し、遠方からでも学校へ通いやすい。ただ、広範囲から優秀な選手が集まりやすいのは利点であると同時に、選手がフィジカルを鍛える上でネックになってくる。 例えば、冒頭で挙げた大阪の高校

    高校サッカーの「寮生活」が激変。洗濯は業者、1人部屋でプライベートも確保...選手はその充実ぶりで学校を選んでいる
    ko77
    ko77 2022/04/19
    “都市部の高校はバスや鉄道など交通網が発達し、遠方からでも学校へ通いやすい。ただ、広範囲から優秀な選手が集まりやすいのは利点であると同時に、選手がフィジカルを鍛える上でネックになってくる。”
  • イニエスタが語る、ニッポンへの愛。いつかは日本代表監督「イニエスタ・ジャパン」を夢見て

    Jリーグ開幕2022特集 FCバルセロナを9度のラ・リーガ優勝、4度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝、FIFAワールドカップ制覇など35のタイトル獲得に導き、スペイン代表としては自らのゴールで2010年ワールドカップ優勝を飾ったアンドレス・イニエスタ。 だが、スーパースターにも"その日"は確実に近づいていた。 ※『イニエスタ・ジャパン! 日に学んだ 人生で大切なこと』(ぴあ刊)から アンドレス・イニエスタが愛する日について語ったこの記事に関連する写真を見る「私自身、パフォーマンスを落としているという感覚はありませんでした。体力や技術はもちろん、熱意も、努力も、何ひとつ衰えてはいませんでした。 私はバルサのためにサッカー選手として、人間として、常に最善を尽くさなければならず、全力でそうしてきました。しかし、私には近いうちにそれができなくなるであろうことがわかっていました。 ベストを尽く

    イニエスタが語る、ニッポンへの愛。いつかは日本代表監督「イニエスタ・ジャパン」を夢見て
  • 奇抜なセットプレーの本家が高川学園の「トルメンタ」の利点を解説。「人間の習性をうまく利用できている」

    森田将義●取材・文 text by Morita Masayoshi高橋 学●撮影 photo by Takahashi Manabu 第100回全国高校サッカー選手権特集 【「トルメンタ(嵐)」と発表】 大会直前に左ヒザを負傷し、欠場を余儀なくされた高川学園(山口県)DF奥野奨太主将による選手宣誓で幕を開けた、第100回の高校サッカー選手権大会。「奥野を国立のベンチに」を合言葉にトーナメントを勝ち上がる高川学園は、2007年以来14年ぶりとなるベスト4進出を果たし大会に嵐を巻き起こしている。 高川学園のグルグル円陣セットプレー「トルメンタ」この記事に関連する写真を見る 今年の代は、Jクラブの練習参加を経験したMF林晴己を筆頭に、各ポジションに昨年度の選手権を知る選手が揃い、戦力は充実している。新チームが発足した直後の2021年3月に行なわれた中国新人大会では、2年連続での優勝を果たすなど

    奇抜なセットプレーの本家が高川学園の「トルメンタ」の利点を解説。「人間の習性をうまく利用できている」
    ko77
    ko77 2022/01/07
    “トリックプレーのポイントは、相手の"視線"か"タイミング"をずらすことだという”
  • 恋愛推奨、髪形フリー、先輩クン呼び。これが令和のサッカー部の新常識!?

    <美容室と提携するサッカー部> 昭和・平成・令和と時代が変化していくのに伴い、部活動の在り方が変化している。とくに大きな変化が見られるのは高校サッカー界だ。 髪を切ってもらう、飯塚高校サッカー部員 代表的な例は、縦関係の変化だろう。昭和の部活動では、「〇〇先輩」と呼ぶのが当たり前。後輩にとって先輩ほど恐ろしい存在はなく、直立不動でありがたい話を聞くのが当たり前だった。 だが、縦関係が緩やかなJリーグのアカデミーや、中学年代のクラブチームが全国的に広がっていったことで、高校サッカーでも変化が見られるようになった。今では、どのチームも「クン付け」で呼ぶのは当たり前。試合でのコーチングでは、呼び捨てである選手も珍しくない。ピッチに立てば上下関係はなく、同じチームの一員という意識が根付き始めている。 髪形に関しても変化が見られる。以前の強豪校は、プレーに支障がでないようにと坊主頭やスポーツ刈りの選

    恋愛推奨、髪形フリー、先輩クン呼び。これが令和のサッカー部の新常識!?
    ko77
    ko77 2021/03/03
    縦関係が緩やかなJリーグのアカデミーや、中学年代のクラブチームが全国的に広がっていったことで、高校サッカーでも変化が見られるようになった
  • やっちまったな、新国立競技場。五輪後改修せずで、負の遺産化懸念

    いよいよ完成が間近に迫ってきた新国立競技場だが、五輪終了後の「後利用」問題を巡っては迷走状態が続いているようだ。2017年には「五輪終了後は球技専用に改修する」と決まっていたのだが、先日、一転して「陸上トラックを残すことになった」と報じられたのだ。 公開された、完成間近の新国立競技場の内部 しかも、その最大の理由は「陸上競技振興のため」とかでなく、「改修費がかかりすぎるから」というのだ。まったく理念のかけらも感じられない論議が続いている。 1500億円超という巨費を投じて建設される新国立競技場。完成後は維持費だけでも毎年20億円以上がかかると言われている。 シンプルな構造の旧国立競技場に比べて、構造が複雑な巨大スタジアムは維持費も跳ね上がるのだ。従って、採算が取れる見通しもまったく立っていないのが現状だ(もちろん、あの「ザハ・ハディド案」に比べれば建築費も維持費もかなり縮小されてはいるのだ

    やっちまったな、新国立競技場。五輪後改修せずで、負の遺産化懸念
    ko77
    ko77 2019/07/12
    「陸上競技振興のため」とかでなく、「改修費がかかりすぎるから」というのだ。まったく理念のかけらも感じられない論議が続いている。
  • ブラジル人記者が日本に愛の檄「3-0で勝つべき。もっと悔しがって」

    リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon利根川晶子●翻訳translation by Tonegawa Akiko サッカーに関わる仕事に就いてすでに35年以上になる。取材でどこの国に行っても、どの大会に行っても、みんなが私を温かく、笑顔で受け入れてくれる。それは、私がブラジル人だからだ。サッカーの国からやって来たからだ。 「第一に応援するのはもちろん自分の国だが、その次に応援するのはブラジルだ。私の第二の心のチームだ」と言う人にも、これまで何度も出会ってきた。陽気で楽しいプレー、誰にもできないようなテクニック、そんなブラジルサッカーのおかげで、世界の多くの人がブラジルを愛してくれている。 日の皆さんは、日もこのブラジルに近づきつつあることをおわかりだろうか? こうした人々の親しみという気持ちを、ブラジルはW杯をはじめとした国際大会で何年もかけ獲得してきた

    ブラジル人記者が日本に愛の檄「3-0で勝つべき。もっと悔しがって」
    ko77
    ko77 2019/06/26
    日本人もサッカーやっているという所から抜け出た四半世紀
  • 10年在籍のFC東京から名古屋へ。米本拓司の苦悩「最後のチャンス」

    飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi小早川 渉●撮影 photo by Kobayakawa Wataru 名古屋グランパス・米拓司インタビュー@前編 伊丹高校から2009年にFC東京に加入して以来、米拓司は青赤のユニフォームをまとって10年間プレーしてきた。ボール奪取力を武器にルーキーイヤーにレギュラーポジションを掴み、その年にはナビスコカップ制覇に貢献。その後、3度の大ケガに見舞われながらも復活を遂げ、ファン・サポーターから愛されてきた。 ところが今オフ、「愛着があった」と言うFC東京から離れる決断を下す。しかも、移籍先は、ガツガツあたる米のスタイルとは異なり、高い技術を求められる名古屋グランパスだった。その決断の裏には、どんな想いと葛藤があったのか――。 MF米拓司(よねもと・たくじ)1990年12月3日生まれ、兵庫県伊丹市出身―― 率直に言って驚きまし

    10年在籍のFC東京から名古屋へ。米本拓司の苦悩「最後のチャンス」
  • 髙田明社長に聞く、V・ファーレン長崎のピンチを救った「経営哲学」

    刈部謙一●文 text by Karube Kenichi 山頭範之●撮影 photo by Ymagashira Noriyuki 髙田明V・ファーレン長崎社長に聞く(1) 昨季のJ2最終節を前に、2位を確定させてJ1自動昇格を勝ち取ったV・ファーレン長崎。その昇格劇は、J2の戦いを見ていた人たちにとって、いろいろな意味で軽い「ショック」だったのではないだろうか。 何しろ2017年の昇格争い、そして6位までの昇格プレーオフ争いは、1位通過の湘南ベルマーレは別格にしても、J1経験クラブを中心に回っていたからだ。その中に、唯一、長崎だけがあたかもJ2の希望の星のような存在だったわけだが、大方の見方は「最後には失速するのでは」だった。終盤の2位争いになっても、相手は前年降格組のアビスパ福岡と、戦力が圧倒的に豊富な名古屋グランパス。長崎への厳しい見方は変わらなかった。 さらに言えば、2017年シ

    髙田明社長に聞く、V・ファーレン長崎のピンチを救った「経営哲学」
    ko77
    ko77 2018/02/02
    プロスポーツチームは、どの地方にでも存在するものではないですし、存在すること自体がすごく価値があることです
  • なでしこエースも大変身。長野パルセイロ「肉体改造」の驚くべき効果

    AC長野パルセイロ・Lが結果を残している理由(後編) (前編から読む>>) 練習前に樋口コーチとともにランニングメニューをこなす横山久美 AC長野パルセイロ・レディースの総合的なパフォーマンス向上への取り組みでケガ人が激減したことは前回の記事で述べた通りだ。と同時に選手個々のフィジカル、テクニカル両面でもその成果は顕著に表れた。 "最も成長した選手"として、田美登里監督が挙げたのがエース・横山久美だ。高倉麻子監督率いる、なでしこジャパンでも今や得点源となっている成長株。10代の頃から彼女の課題は"90分走り切れる走力"である。人も十分すぎるほど自覚していた。 「横山に関しては、出会った当初からフィジカルは強かったです。特に腹筋群の強さは特徴的です。ただ、"走る"という部分に大きな課題があった。それが1年数カ月ではありますが、変わりました。やっても無駄ということには彼女は取り組まないと思

    なでしこエースも大変身。長野パルセイロ「肉体改造」の驚くべき効果
    ko77
    ko77 2017/06/05
     専属のコンディショニングコーチを抱えることは簡単ではないが、パルセイロの取り組みは、本来であれば多くのアスリートのベースになくてはならないものである
  • 昇格2年目の長野パルセイロが、なでしこリーグ上位なのには秘密がある

    AC長野パルセイロ・Lが結果を残している理由(前編) 2015年になでしこリーグ2部優勝を果たし、悲願の1部リーグへ昇格したAC長野パルセイロ・レディースは、翌年の1部初シーズンを3位という好成績で走り抜けた。2位のINAC神戸とは37で同勝ち点、得失点での僅差だった。そして今シーズンも、ここまで第10節を終えて、首位の日テレ・ベレーザ、2位のINAC神戸の背後にピタリと3位(※6月1日現在)につけている。2部から昇格したてのチームが2年連続で快進撃を続ければ、これはもう必然たる力が存在していると言える。そこで、パルセイロの躍進を支えるコンディショニングへの取り組みに注目したい。 田美登里監督の熱い思いがあったからこそ、チームが大きく変わった「コンディショニングコーチが絶対に欲しい!」 それは1部昇格を決めた田美登里監督の切実な要望だった。この年のパルセイロは、守備の軸であった坂理保

    昇格2年目の長野パルセイロが、なでしこリーグ上位なのには秘密がある
  • 稲本、長谷部に続けるか。FC東京・橋本拳人が目指す世界のボランチ

    小宮良之●文 text by Kommiya Yoshiyuki アフロスポーツ●写真 photo by AFLO SPORTS 今年3月のW杯予選では、「ポスト長谷部誠」がひとつの論点になっている。日本代表は長谷部抜きでUAE、タイに勝利を収めたものの、中盤の機能低下は著しかった。単純な代役探しではなく、システム変更するにしても、あらためて「ボランチ」というポジションについて考えるときだろう。 FC東京でボランチとして定位置を獲得した橋拳人「チームを動かして、確実に自分の仕事をして、チームを勝たせる。そういうボランチでありたいと思っています」 そう語る橋拳人(23歳)は今シーズン、FC東京のボランチとして定位置を手にしている。リオ五輪代表候補として注目され、現在はロシアW杯アジア最終予選の代表登録メンバーの1人。次世代の代表を担う、有力なボランチ候補だろう。 もっとも、ボランチとして

    稲本、長谷部に続けるか。FC東京・橋本拳人が目指す世界のボランチ
    ko77
    ko77 2017/05/01
    ゴールに絡めるのは魅力的なんだよ!
  • 守ったFC東京、攻めた浦和。それでもACLで全滅した日本勢

    PK戦でFCソウルに敗れ、うなだれる浦和レッズの選手たち「どうしてポジティブな雰囲気になっているのか、自分には分からない。2-1で勝ったけど、アウェーゴールを奪われた。次は相当に厳しい試合になる」 FC東京のMF、高橋秀人はそう言って唇を噛んだ。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦の第1戦、FC東京は2-1で上海上港に勝利を収めていた。関係者を含め、先勝の味に酔うところがあった。 「第2戦、引き分けでも勝ち上がれる」といった心境か。しかしホームで2-1というスコアは悲観的にも受け取れる。アウェーで得点をしない限り、1点取られたら負けの状況。果敢に最終ラインを上げ、前でボールを持つ時間を増やさないと、敗北を意味する。 <守りきれる> その発想は楽観的すぎた。 そして5月24日に行なわれた第2戦、FC東京はアディショナルタイムの失点で敗れ去る。 「受け入れがたい」と城福浩

    守ったFC東京、攻めた浦和。それでもACLで全滅した日本勢
  • 【育将・今西和男】上野展裕「広島OBの指導者が活躍している理由」 (3ページ目)

    上野はその後、順調に指導者としての経験を重ねていく。2002年にはジュニアユースの監督としてサンフレッチェ広島育成の礎を作る。この世代では全国的に名前が知られた槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)がいたが、特筆すべきはFWをやっていた森重のポジションを中学三年時に一列後ろに下げたことである。 当時から槙野は饒舌で森重は寡黙だった。森重を中盤に下げると、人は何も言わずに黙々と取り組んでいたが、選抜されたトレセンに見に行くとFWをやっていた。 「あいつ、やっぱり前をやりたいのかな」 卒団者を送る会のときに案の定、森重が最後に聞いてきた。 「上野さん、僕をどうしてMFにしたんですか? 僕はFWをやりたいんです」 お前、1年経ってから聞くんか、はよ聞けやと思いながら「お前は読みがいいし、守備的なMFの方が向いていると思う。組み立てるのも上手だし、その方が将来的には絶対よくなる。前をやるにはちょ

    【育将・今西和男】上野展裕「広島OBの指導者が活躍している理由」 (3ページ目)
    ko77
    ko77 2016/02/19
    森重コンバートをしたさいのエピソード
  • J最少失点のFC東京。イタリア人指揮官がかける魔法

    J1リーグ第30節現在、FC東京はリーグ最少失点を誇っている。その堅牢な守備力によって年間総合順位で3位につけ、セカンドステージでは熾烈な優勝争いを演じる。27失点は1試合平均で0.9失点。すなわち、最少得点で勝利できることを表している。 「ウノゼロ」 イタリア語で1-0を意味する勝利式は、今や東京の代名詞になった。今シーズンはすでに7度、このスコアで勝利。"ゴールに鍵をかける"イタリア人監督マッシモ・フィッカデンティの色が濃く出ている。 就任して2季目。戦術が浸透してきたFC東京のフィッカデンティ監督「守備を固める」というと、日では人海戦術に流れやすい。ゴール前で人垣を築き、あとは個人の肉弾戦に頼る形だ。しかしイタリア人監督はポジショニングを重視、ゾーンでの守りを確立し、要塞化している。 「つまらない」 そう揶揄(やゆ)する声もある。なにしろリスクを冒さない。積極的なビルドアップはせず

    J最少失点のFC東京。イタリア人指揮官がかける魔法
  • 開幕2連勝。豊田陽平「鳥栖の強さは最後に出る」

    豊田陽平が語る新シーズンと日本代表(前編) 2011年夏以来、密着取材を続けている豊田陽平。当時の彼は殺気立つところがあったが、その熱はストライカーに必要なモノだったのだろう。彼はその殺気を、行動することで自らの力に換えていった。J1昇格、得点王争い、日本代表――。対話を重ねるたび、彼の鋭気が研ぎ澄まされていくのが伝わる。 宇佐美貴史と競り合う豊田陽平(右)。第2節ではガンバ大阪を破る 2015年3月8日、佐賀県鳥栖市。注文したうどんが来るのを座敷で待つ。ご当地のうどんは讃岐と違い、麺にコシはないが喉ごしがいい。彼は二度、お冷やをおかわりした。ひどく喉が渇いているようだった。 Jリーガーの中でもその体は抜きん出て大柄で筋量は並外れているが、べる量は一般サラリーマンと大きく変わらない。うどんを大盛りにしたわけでも、サイドメニューを頼んだわけでもなかった。その肉体は、相当に燃費がいいのだろう

    開幕2連勝。豊田陽平「鳥栖の強さは最後に出る」
    ko77
    ko77 2015/03/18
    死角からボールを無視して潰しに来られると、体のダメージは半端ではないです。正しいチャレンジなら、こっちも準備できるし、けがにはなりにくいんですけどね。首は将来、後遺症が残るんじゃないですかね
  • 香川真司や柿谷曜一朗にはない、左ウイング武藤嘉紀の武器

    飯尾篤史●文 text by Iio Atsushi ヤナガワゴーッ!●撮影 photo by Yanagawa Go その瞬間、時が止まったような感覚だったという。 アギーレジャパン2戦目のベネズエラ戦。0-0で迎えた51分、岡崎慎司と相手DFが競ってこぼれたボールをセンターサークル付近で拾った武藤嘉紀が、ドリブルを開始した。追いすがるDFのファウルまがいのタックルを跳ねのけ、なおも武藤は加速して敵陣に進入していく。そして、ペナルティアークまでたどり着いたところで思い切り左足を振り抜くと、ベネズエラのゴールネットが大きく揺れた。 代表2試合目で早くも初ゴールを決めた武藤嘉紀「(大歓声は)あまり聞こえなくて、なんか面白い感覚でした。集中していたのかな。歓声より、決めちゃったんだなって。時が止まった感じ」 ブラジルW杯で惨敗した日本代表を立て直すため、日サッカー協会はメキシコ人のハビエル・

    香川真司や柿谷曜一朗にはない、左ウイング武藤嘉紀の武器