昨日書いたように内閣府モデルは、財政政策を否定するマクロ経済モデルとして特異的なものですが、その歪んだ特性として、消費税増税に肯定的な結果が出ることも指摘されています。 昨日はこのブログで、竹中平蔵氏がすげ替えたマクロ経済モデルがデフレ日本に必要な財政政策を否定するために使われていることを書きました。 今年春のチャンネル桜の討論番組でも、この内閣府の計量経済モデルはやり玉に上がっていました。 *1 出席者は、宍戸駿太郎*2、三橋貴明*3、渡邉哲也*4、片桐勇治*5、田村秀男*6らの各氏です。 以下はそこからのかいつまんだ書き起こしです。 (動画1分半頃) 宍戸駿太郎 私もかつて経済企画庁で経済モデリングの経験もあったもので、今の内閣府のスタッフのクオリティの問題もあるが、政治的影響力に対する抵抗力のなさ、ただ政治的に(マクロ経済モデルの)数字が動くという現状に対し、先輩としては本当に嘆かわ