車両のトラブルが相次いでいるJR北海道で、15日午前、札幌から釧路に向かっていた特急列車の車内にある配電盤から火が出るトラブルがありました。 JRによりますと、乗客は外に避難しけがをした人はいませんでしたが、この影響で83本の列車が運休し、およそ2万人に影響が出ました。 JR北海道によりますと、15日午前9時15分ごろ、札幌発釧路行きの特急「スーパーおおぞら3号」で、車掌が焦げ臭いにおいを感じたため列車を緊急停止させ調べたところ、前から3両目のドア付近にある配電盤から火花が出ました。 火花が出たのはエアコンなどを制御する配電盤で、消火器を使ったところ、炎が20センチほどの高さまで上がり、煙も出たため、乗客135人を外に避難させました。 乗客にけがなどはありませんでした。 このトラブルで、JRは札幌と新千歳空港、それに苫小牧を結ぶ千歳線の上下線で一時、運転を見合わせ83本の列車が運休し、3連