社会に衝撃を与えた重大事件・事故の特集ページです。発生当時の状況や事件の背景、社会への影響について、当時の新聞紙面や写真を使って詳しく解説しています。警察の隠語を紹介した用語集も併せてご覧下さい。
数々の人気アーティストを育て上げたかつての「時代の寵児(ちょうじ)」の身に一体何が起きたのか。著作権譲渡に絡む5億円の詐欺容疑が浮上した小室哲哉・音楽プロデューサー(49)。ミリオンセラーを連発し、長者番付に名を連ねるなど数々の伝説を残したが、その後事業に失敗、多額の負債を抱え込んだ。芸能関係者は「時代の移り変わりを読めず、放蕩(ほうとう)生活から抜け出せなかったのでは」と指摘している。 ■高額納税者 「豪邸を構えた米国のロサンゼルスに行くとき、渡航費用は片道だけで2000万円もかけていた。ファーストクラスを全席貸し切りにするというばかばかしい金の使い方をしていた」 小室プロデューサーの全盛期時代をよく知る芸能ジャーナリストはこう語る。 時代を読み取るセンスと音楽的才能で、手掛けた曲は軒並み大ヒットを記録。音楽業界で権威を誇る「日本レコード大賞」(TBS)を平成7〜10年まで4年連続で受賞
音楽著作権を巡る詐欺疑惑が浮上した小室哲哉・音楽プロデューサー(49)が、既に音楽出版社に譲渡していた一部楽曲の著作権を自分の関連会社に「二重譲渡」していたことが大阪地検特捜部の調べで分かった。さらに、その著作権を担保に数億円の借金をしていたことも判明。特捜部は、小室プロデューサーがなりふり構わず著作権を悪用していたとみており、5億円詐欺疑惑とともに実態解明を進める。 二重譲渡の疑惑があるのは、小室プロデューサーが作詞や作曲をした計34曲。96~97年に発売され、200万枚を超える売り上げを記録した安室奈美恵さんの「CAN YOU CELEBRATE?」やglobeの「DEPARTURES」などのヒット曲が多数含まれている。 特捜部によると、これらの曲は楽曲を管理する音楽出版社が著作権を保有する。ところが小室プロデューサーは自らが著作権を持っているように装い、知人が経営し、自らも役員を務め
数々のヒット曲で知られる小室哲哉・音楽プロデューサー(49)=東京都港区=が、楽曲の著作権を譲渡すると偽って兵庫県内の投資家の男性から前払い金として5億円をだまし取った疑いが強まり、大阪地検特捜部は詐欺容疑で、小室プロデューサーと取引の関係者ら計3人の逮捕状を取った。4日にも事情聴取し、容疑が固まり次第逮捕する。小室プロデューサーの楽曲の著作権の大半は音楽出版社が持っており、特捜部は譲渡できないと知りながら、うその話を持ちかけたとみて追及する。 特捜部や取引関係者によると、小室プロデューサーは06年8月7日、日本音楽著作権協会に自分名義で登録している全楽曲806曲の著作権を10億円で譲渡する内容の仮契約を男性と結んだ。その後「離婚した妻が著作権使用料を差し押さえているので、解除のために先に5億円を支払ってほしい」と要請。男性は同月29日までに計5億円を振り込んだ。 ところが、仮契約段階で、
小室哲哉氏、逮捕へ 著作権譲渡話めぐり5億円詐取容疑(1/2ページ)2008年11月4日5時0分印刷ソーシャルブックマーク 05年6月、携帯音楽プレーヤー課金問題についてインタビューに答える小室哲哉プロデューサー著作権をめぐる資金の流れ小室プロデューサーが作詞作曲した主なヒット曲 90年代に多くのヒット曲を生んだ小室哲哉・音楽プロデューサー(49)について、大阪地検特捜部は、自作曲の著作権の譲渡話にからんで兵庫県芦屋市に住む男性投資家から5億円をだましとった疑いがあるとして、詐欺容疑で小室プロデューサーと関係者の逮捕状を取った。4日にも逮捕する方針。 特捜部は、全額が本人の借金返済にあてられたとみて調べている。小室プロデューサーはかつては高額の印税収入を得ていたが、近年は音楽事業の失敗などで多額の負債を抱えていたとされる。音楽著作権をめぐる大型詐欺事件の摘発は例がないとみられる。 特捜部に
大阪地検特捜部に任意同行して大阪地検に入る音楽プロデューサーの小室哲哉氏=4日午前8時8分、大阪市福島区の大阪地検(撮影・甘利慈) 1990年代に数々のヒット曲を生み出した小室哲哉音楽プロデューサー(49)が、所有していない音楽著作権を譲渡すると偽って兵庫県内の投資家から5億円をだまし取った疑いがあるとして、大阪地検特捜部は4日、詐欺容疑で取り調べを始めた。既に逮捕状を取っており、逮捕する。 小室容疑者が役員を務める「トライバルキックス」(東京)の役員2人も譲渡契約にかかわっており、事情聴取。東京の小室容疑者の自宅や事務所など関係先を家宅捜索した。小室容疑者は、事業の失敗や離婚の慰謝料支払いで借金を抱えていたとされ、詐取した金は返済に使われたという。 関係者によると、小室容疑者らは平成18年8月、806曲分の著作権について、所有していると偽り、10億円で売却する契約を兵庫県芦屋市の投資家男
Page last updated at 23:24 GMT, Saturday, 1 November 2008 A man who feared he was being robbed has shot dead a 12-year-old boy out trick-or-treating with his family in South Carolina, police say. TJ Darrisaw died in hospital on Friday night having been hit several times as he stood with his brothers and father outside a house in Sumter. His father and one of his brothers were also wounded by gunfi
暴力を振るわれたとする虚偽申告で男性が誤認逮捕された事件で、京都府警は14日、虚偽告訴の疑いで、京都市左京区浄土寺馬場町の事務員の女(25)を書類送検した。女と男性はマンションの騒音をめぐってトラブルになっており、女は「逮捕させたかった」と容疑を認めている。 調べでは、女は今年5月30日午後4時45分ごろ、交際相手が住む同区内のマンションで、川端署員に「マンション住人の男性(32)に階段で押された」とうそを言った疑い。 女は交際相手の部屋をよく訪れており、男性とは以前から顔見知りだった。調べに「マンションの騒音をめぐり男性ともめており、警察沙汰(ざた)になれば男性がマンションに住めなくなると考えた」と供述。交際相手を通じて110番通報したという。 男性は現場で「暴行していない」と署員に訴えたが、暴行の現行犯で逮捕された。翌31日に女が被害届を取り下げたため、同日釈放された。その後、問題の時
東京都江東区有明の東京ビッグサイト西ホールで上りエスカレーターが突然停止し11人が負傷した事故。西ホールでは、フィギュアなどの展示、販売をする「ワンダーフェスティバル2008[夏]」が開催されていた。会場は愛好家で混雑し、エスカレーターは“すし詰め状態”だった。 港区からこのイベントに参加していた会社員の男性(40)は1階のエスカレーター周辺におり、「10時の開場と同時にエスカレーターはすし詰め状態になった。『危ないぞ』というどよめきと、ガタン、とエスカレーターが停止するような音が聞こえ、スローモーションのように人が倒れていった。あっという間のことで悲鳴を上げるというより、皆呆然(ぼうぜん)としていた」と話した。 けが人は、エスカレーターの下段に集中していたとみられ、折り重なった人の中から、会場のスタッフが総出でひっぱり出していたという。1階のCホール内にいた渋谷区の30代男性は「開場当時
エスカレーターが突然停止し、多数が転倒した事故直後の様子=3日午前10時10分、東京都江東区の東京国際展示場(河村智之さん提供) 3日午前10時ごろ、東京都江東区有明の国際展示場「東京ビッグサイト」西ホールで、エスカレーターが突然停止、約50人が転倒した。東京消防庁によると、11人が負傷。エスカレーターの緊急停止ボタンが押された形跡がないことから、警視庁東京湾岸署で事故原因を調べている。 調べでは、西ホールでは午前10時から、愛好家が作製したフィギュアを展示、販売する「ワンダーフェスティバル2008夏」を開催。事故機は1階から4階まで直通のエスカレーターで、開場と同時に、警備員が来場客約100人を誘導しているところだった。
警察官が男ともみ合い指を切られた現場付近=26日午後2時36分、東京都千代田区外神田で共同通信社ヘリから 東京・秋葉原の電気街で26日午後、小型ナイフを持っていた男に職務質問した警察官がナイフを取り上げようとした際、男ともみ合いになり、手を切る軽傷を負った。警視庁万世橋署は公務執行妨害と傷害の現行犯で男を逮捕した。男は20代とみられるが黙秘を続けており、警視庁は身元の確認を急ぐとともにナイフ所持の理由を追及している。 調べでは、男は26日午後1時半ごろ、千代田区外神田の路上を友人と一緒に歩いていた際、2人一組で警戒にあたっていた地域総務課の遊撃特別警ら隊の男性巡査長(31)らに職務質問を受けた。 この際、リュックサックの中に刃渡り約7センチのツールナイフを所持。任意同行を受けてパトカーに乗せられようとしたところ、巡査長からナイフを奪い返して逃走を図った。すぐに巡査長に追いつかれ、もみ合いに
機動隊に取り押さえられる労働者=15日午後6時44分、大阪市西成区(頼光和弘撮影) 【撮影・入力・頼光和弘】 日本最大の日雇い労働者の街、大阪市西成区のあいりん地区で13日夕に始まった労働者らによる騒動は、西成署への抗議活動の中心だった釜ケ崎地域合同労働組合(釜合労)委員長の稲垣浩容疑者(64)が18日に道交法違反容疑で逮捕され、一気に収束した。5夜にわたって西成署の前で街宣車を使って抗議し、労働者をあおり続けた稲垣容疑者とはどんな人物なのか−。 稲垣容疑者は昭和56年の釜合労結成当初から委員長を務めている。日雇い労働者への炊き出し、労働や医療相談などを行い、「先生」と呼ぶ労働者もいるという。警察や大阪市に過激な抗議活動を行うことでも知られている。 平成16年と18年には活動をめぐって逮捕された。16年12月、今回と同様に「労働者が暴行された」と西成署に抗議し、労働者が署を取り囲む騒ぎが起
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く