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ブックマーク / kotobank.jp (27)

  • 丁税地税の法(ていぜいちぜいのほう)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    …この場合,南宋平定後の江南に従来のまま両税法が施行されたのはきわめて自然であるが,問題なのは内郡に行われた税糧,科差である。すなわち田賦である税糧が〈丁税地税の法〉と称せられたように,丁男ごとに粟1石もしくは戸ごとに4石の計算で,そのいずれか多量の一方をもって納入額とするというまったく田賦らしからぬ規定を後世まで持続したのであった。他方,役銭の形が普通であるはずの科差においても,これまた戸ごとに糸11.2両(のちに22.4両)・銀6両(のちに4両)を割り当てる糸料・包銀の2種目からなっていて,ともにその特異性が目だつからである。…

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    kobake 2021/01/15
  • 波浪(ハロウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    風が海面を吹くときに生じる風浪と、ある海域で発生した風浪が風のない離れた海域に伝わったうねり、およびその両者の海岸付近における変形である磯波(いそなみ)の総称。 海洋にはさまざまな波動現象がみられる。太陽・月の引力によって生じる潮汐(ちょうせき)、湾内の水が振動するセイシュ(静振)、地震に伴う津波なども海洋にみられる波動である。波浪は風によって引き起こされた重力波で、通常、約1秒から約30秒の周期をもっている。 [桜井邦雄・三河哲也] 波浪の発生と消滅静かな海面に風が吹き始めると、最初は表面張力波とよばれるさざ波が生じる。さらに風が吹き続くと、しだいに大きな波が現れるようになる。このように、その海域で吹いている風によって生成された波を風浪という。風速が変化しなければ、波は無制限に大きくなるわけではなく、その風速に応じたある一定の状態に近づいていく。岸から十分離れた海域で長時間風が吹き続いた

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    kobake 2021/01/10
  • 末項(マッコウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙① 末の一項。末尾にある条項。② 有限数列におけるいちばん最後の項。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

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    kobake 2021/01/02
  • 極小値(キョクショウチ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    …そのときf(a)を極大値という。不等号≦を≧で置き換えることにより,極小,極小値の定義が得られる。f(x)がx=aで極大,または極小であってf′(a)が存在すればf′(a)=0である。…

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    kobake 2020/12/19
  • 極大・極小(きょくだい・きょくしょう)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    x=aを含む範囲で定義された関数y=f(x)がaに十分近いすべての点xでf(x)≦f(a)(f(x)≧f(a))となるならば,f(x)はx=aで極大(極小)であるといい,f(a)を極大(極小)値という。極大・極小値を合わせて極値という。f(x)が微分可能ならばf′(a)=0でf″(a)<0(>0)のときf(x)はx=aで極大(極小)。→変曲点 →関連項目変分学

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    kobake 2020/12/19
  • 朝三暮四(チョウサンボシ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    中国、宋の狙公そこうが、飼っている猿にトチの実を与えるのに、朝に三つ、暮れに四つやると言うと猿が少ないと怒ったため、朝に四つ、暮れに三つやると言うと、たいそう喜んだという「荘子」斉物論などに見える故事から》 1 目先の違いに気をとられて、実際は同じであるのに気がつかないこと。また、うまい言葉や方法で人をだますこと。朝四暮三。 2 生計。くらし。 「己れが―に事欠かぬ限りは」〈魯庵・社会百面相〉 〘 名詞 〙① 中国の狙公が手飼いの猿に芧(とち)の実を与えるのに朝三つ暮れに四つとしたところ、少ないと猿が怒ったので、朝四つ暮れに三つとしたら喜んだという「荘子‐斉物論」などの故事。眼前の差別にだけとらわれて、結局は同じであることを知らないこと、詐術をもって人を欺き愚弄すること、当座しのぎに適当にあしらうことの意などに用いられる。朝四暮三。[初出の実例]「朝三暮四と云も七ぞ、朝四暮三も七ぞ、名も

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    kobake 2020/12/11
  • 橙黄色(トウコウショク)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    今日のキーワード マイナ保険証 マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

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    kobake 2020/12/10
  • 塩安(エンアン)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    塩化アンモニウムの工業的通称名。苦味を帯びた辛味のある白色ないし灰白色の粉末状の小結晶で吸湿性がある。窒素を25%以上含み水に溶けやすい速効性の生理的酸性(跡地土壌が酸性となる)肥料である。土壌が酸性化すると一般に植物の生育に不利であるが、石灰施用が行き渡った今日では、以前ほど生理的酸性を警戒しなくてもよくなっている。草木灰や石灰窒素などのアルカリ性肥料と混ぜると窒素の損失がおこるので混合してはならない。無硫酸根肥料であるので老朽化水田(作土が著しい鉄不足をおこしている水田)に適する。アサやワタのような繊維作物にはとくに肥効が高く、繊維を強靭(きょうじん)にする。しかしジャガイモ、サツマイモなどのデンプン集積作物には不適で、タバコに施すと塩素含量が高くなり火付きを悪くする。 [小山雄生]

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    kobake 2020/12/09
  • 燧(スイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    [音]スイ(漢) [訓]ひうち 〈スイ〉 1 火をおこす道具。火打ち石。「燧火・燧石」 2 のろし。「燧煙」 〈ひうち〉「燧石・燧金」

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    kobake 2020/10/08
  • 蠟(ろう)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    水に親和性がなく,通常70℃前後または若干高めの融点をもつ有機物の固体で,ある一定の軟化温度幅をもち,可塑性で,溶融粘度が低く,独特のつやや硬度をもった物質の総称。ワックスともいう。元来,蠟は人類が天然物からのこのような物性のものを採取利用したものなので,蜜蠟,イボタ蠟,木蠟,地蠟(ちろう)などと抽出物質の名を冠して呼ばれる多様な物質を含んでおり,その組成も多様である。天然物の油脂に対比してみると,油脂が高級脂肪酸グリセリドであるのに対して,主要な生物系天然蠟は高級脂肪酸の1価(まれには2価)のアルコールエステルであるところから,化学的に定義する場合は,高級脂肪酸の一価または二価アルコールエステルを蠟としている。しかし蠟の名称は前述のように物性由来のものであるため,たとえば地蠟,石油系パラフィンは飽和炭化水素系であり,木蠟は高級脂肪酸グリセリドであるが,慣習上蠟の名称を使用している。一方,

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    kobake 2020/10/08
  • 白リン(ハクリン)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    P4.通常,黄リンとよばれている.気体の凝縮により生じる斜方十二面体(または正八面体)型結晶.密度1.857 g cm-3(0 ℃).融点44.1 ℃,沸点280.5 ℃.水に不溶,ベンゼン,二硫化炭素に可溶.空気中では50 ℃ で発火する.湿った大気中では,自動酸化反応でりん光を発して酸化され,十酸化四リンP4O10を経てリン酸となる.白リンの結晶は,常温でもしだいに層状グラファイト型の結晶にかわり,赤リンとなる.黄りんとして「毒物及び劇物取締法」毒物指定.「大気汚染防止法」特定物質.[CAS 12185-10-3][別用語参照]リン

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    kobake 2020/09/25
  • 赤リン(せきりん)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    リンの同素体の一つ。比重2.05〜2.34,融点589.5℃(43.1気圧)。赤褐色の粉末。空気中常温で安定。416℃で昇華し,260℃で発火する。水,二硫化炭素に不溶。花火,マッチの製造に使用。空気を遮断した密閉容器中で黄リン(白リン)を320〜340℃で長時間熱してつくる。黄リンと違い化学的な反応性は弱く毒性がない。 →関連項目黄リン(燐)

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    kobake 2020/09/25
  • 黄リン(おうりん)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    リンの同素体の一つ。純粋なものは無色で,正しくは白リンという。通常のものは一部が赤リンに変化して淡黄色蝋状固体。融点44.1℃,沸点280.5℃,比重1.82。水にほとんど不溶。ベンゼン,二硫化炭素にはよく溶ける。暗所ではリン光を発し,空気中では自然発火する。赤リンおよびリン化合物の製造,発煙剤に用いる。猛毒。水中に貯蔵する。 →関連項目いらず|リン(燐)中毒

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    kobake 2020/09/25
  • 掘割(ホリワリ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    今日のキーワード 選挙公営 国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

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    kobake 2020/09/21
  • 厩舎(キュウシャ)とは - コトバンク

    〘 名詞 〙 牛、馬などの家畜を飼う小屋。うまや。馬小屋。[初出の実例]「厩舎(キウシャ)と厩舎の間の日陰に、暫らくぼんやり立ってゐたことも」(出典:惨めな戯れ(1920)〈岡田三郎〉)

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    kobake 2020/09/17
  • 深甚(シンジン)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 古くは「じんじん」 ) なみでないこと。奥深いこと。また、そのさま。甚深。[初出の実例]「タレカ ソノ jinjin(ジンジン) ミミョウ ナル コトヲバ アラワス ベキ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)一)「当地方の支那官民は深甚な同情を日に寄せ、金品の寄贈を申出づるものが」(出典:東京灰燼記(1923)〈大曲駒村〉灰燼余録)深甚の補助注記→「じんしん(甚深)」の補注

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    kobake 2020/09/17
  • 素読(ソドク)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙① 書物の意味・内容を考えないで、ただ機械的に文字を音読すること。そどく。[初出の実例]「前座が修羅場の素読(スヨミ)をするうちは騒々しくって寝られねへが」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉六)② 原稿と引き合わせながらではなく、校正刷りを読みながら校正すること。〔造と印刷(1948)〕

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    kobake 2020/09/08
  • 践祚(センソ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙 ( 「祚(くらい)を践(ふ)む」の意 ) 天子の位につくこと。皇嗣が皇位を継承すること。皇位の継承には、先帝の崩御による場合と、先帝の禅(ゆず)りによる場合の二つがある。受禅。[初出の実例]「凡践祚之日、〈謂。天皇即位。謂二之践祚一。祚位也。福也〉」(出典:令義解(718)神祇)「若(もし)幼主の君践祚(センソ)ある時は、摂政先づ是を受て」(出典:太平記(14C後)一三)「天皇崩するときは皇嗣即ち践祚し祖宗の神器を承く」(出典:皇室典範(1947)一〇条)[その他の文献]〔礼記‐文王世子〕 皇位につくこと。天子が位につくと,宗廟の祚(阼)=東階をのぼって祭祀をつかさどるという中国の古典に由来する語で,即位と同じ意味である。しかし平安時代以降,践祚と即位が別個の儀礼となる一方,譲位が常例化するにともない,おもに先帝の没後をうけた場合に践祚の語を用いるようになった。なお,皇位を譲

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    kobake 2020/09/08
  • 屑(クズ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙① ちぎれ砕けるなどして細片になった用に立たないもの。[初出の実例]「然して後に豆の屑(クツ)を以てし」(出典:南海寄帰内法伝平安後期点(1050頃)一)② 良いものを取り去った残り。かす。またできのわるいもの。価値のないもの。[初出の実例]「あれはおれが作の中のいっち、くずじゃが」(出典:洒落・郭中掃除雑編(1777))③ 役に立たない者。つまらない者。[初出の実例]「石ぐるまにのってあだぼれするは、男のくづのくづもち」(出典:浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)三)④ あら。きず。欠点。[初出の実例]「座敷におゐて、くずおおし」(出典:評判記・赤烏帽子(1663)坂井掃部)⑤ =くずかみ(屑紙)⑥ ( 鉋屑(かんなくず)が鉋の腹から出るところから ) 子どものことを大工仲間でいう。〔新ぱん普請方おどけ替詞(1818‐30頃か)〕

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    kobake 2020/09/06
  • 弊(ヘイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    1 よくない習慣。害。「長年の弊を改める」 2 つかれ。疲弊。「相手の弊に乗じる」 [類語]旧弊・弊害・宿弊・通弊・語弊・積弊・流弊・古い・時代遅れ・流行遅れ・古風こふう・昔風むかしふう・旧式・陳腐・前近代的・旧態依然・中古・オールドファッション・昔ながら・古式・時代錯誤・アナクロ・アナクロニズム・固陋ころう・頑愚・頑迷・昔気質かたぎ・時弊・余弊 へい【弊】[漢字項目] [常用漢字] [音]ヘイ(漢) [訓]ついえる 1 物が破れてぼろぼろになる。ついえる。「弊衣・弊履」 2 からだがぐったりとなる。「疲弊」 3 たるんで生じた害。「弊害・弊風/悪弊・旧弊・語弊・時弊・宿弊・積弊・通弊・病弊」 4 自分に関することに添えて謙遜を示す語。「弊屋・弊誌・弊社・弊店」 [補説]1は「敝へい」と通用する。

    弊(ヘイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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    kobake 2020/09/02