コロンブスの交換って何? 1492年から続いた東半球と西半球の間の 植物、動物、食物、人口(奴隷を含む)、 病原体、鉄器、銃、宗教、思考などの 甚大で広範囲にわたる交換を表現する時に用いられる言葉。 1492年のクリストファー・コロンブスの「新世界」への到達にちなみ、 コロンブス交換と呼ばれるのだそう。 これは非常に不平等な交換であったと言われています。 アメリカ大陸→ヨーロッパアメリカ大陸からは、私たちの食卓に欠かせない食べ物がヨーロッパへ伝わりました。 まずはトウモロコシ。 メキシコ原産のこの作物は、アメリカ大陸の主要作物として古くから栽培され、 マヤ文明やアステカ文明、インカ帝国の食料的な基礎を担いました。 コロンブス交換によってヨーロッパに渡ったトウモロコシは、 すぐに広まり、ヨーロッパ全土に定着します。 やがてトウモロコシは人間の食料や家畜の飼料として世界中に普及することになりま