この記事を書かせていただきます、また、本日の発表を務めさせていただきます、結騎と申します。少しばかり、お時間を頂戴させていただきます。 昨今、させていただきますという表現があまりに使われすぎている点について、意見を述べさせていただきます。例えばビジネスの現場を例に取らせていただきますが、会議やプレゼン等で登壇者が話をさせていただく際に、「もういいだろ!」というくらい、フレーズの最後がさせていただきます一色になってはいないだろうか、と、苦言を呈させていただきます。 右も左もさせていただきます。猫も杓子もさせていただきます。確かに、使い易い言い回しであることは、理解させていただいております。私が申し上げさせていただきたいのは、これが場合によっては「拝見させていただきました」のような二重敬語になっているとか、そういった文法上の話ではございませんことを、前提としてご理解いただければと思います。 さ