しかし、「夢のない人」と言うのは本当に困りものだ。 エルゴラッソに掲載中の犬飼会長の冬期開催推進意見に関する提灯記事については、完結してから感想を述べるべきかもしれないが一言。「夢がない」、「志が低い」のは、サッカーに対する知識や理解が低いのだから仕方がないかもしれないが、責任あるお立場なのだから「手段」と「目的」の相違くらいは把握した上で論理を展開されたらいかがたと思う。 世界一を目指すためには、ブラジルやアルゼンチンを戦闘能力で凌駕する代表チームを持つためには、世界中いずれの国からも尊敬され羨望されるサッカー国になるためには、短期的で姑息な手段では不可能なのだ。そのためには日本中津々浦々から優秀な選手が登場する必要があり、そのためには今よりももっともっと分厚いピラミッド構成の選手層が必要であり、そのためにはプレイヤだけでなくサポータ、観戦者の層を今以上に格段に広げていく必要がある。その