元「エジプト アラビア語語学留学ブログ」。翻訳と留学記録・旅行記、イスラーム関連のメモ سبحان الله وبحمده سبحان الله العظيم クルアーンのユースフ章のタフスィールを読んでいて、ふとしたことからF女史と大変熱い信仰談義になりました。 彼女は敬虔なムスリマですが、外国人との付き合いが多く、非常に柔軟で幅広い知見を持っています。 確かكافر不信仰者مشرك多神教徒ملحد無神論者という言葉を巡り「ムスリムなら、例えば牛の肉を食べる時に与えてくれたアッラーに感謝するが、ほとんどの日本人は牛そのものに感謝する。偉大な山を見て敬虔な気持ちなった時、ムスリムはアッラーの偉大さを称えるが、多くの日本人は山そのものに『神性』を見出す。しかし、ここでの『神』はアッラーのような概念とまったく異なり、神様が沢山いる、という意味ではない」とかいう話をしていた流れだったと思います。
「それって需要があるんですか?」 ブログで書く内容をアドバイスしたときに、よく言われること。 「読む人います?」 「読みたい人いますかねえ」 「そんなんでいいんですか?」 このあたりのことはよく言われる。でもねえ、そんなこと考えてもしょうがないと思うんだよね。実際、聞かれた俺もわからんよ。需要の有無とか、読む人がいるかどうかとか、読みたいかとか、そんなんでいいかとか。俺もよくわからないし、わかってない。 でもわからなくてもいいと思うんだ。特に最近は。情報化社会になってきた今こそ、そういうことに発信側は気をつかわなくていいと思うんだ。 情報化社会のメリットって、受け取る側のものばっかり注目されるけど、実は出し手の方にもいろいろあると思うわけ。で、そのなかのひとつが「情報を厳選する必要がない」だと思うんだ。出し手が情報を選別する必要性があまりない。受け手が勝手に選別してくれる。必要な情報を探し
昨日控訴審の判決が出たみたいですね。 一審を支持し、控訴棄却。 医師の有罪は変わらず。 私はこの著者の発達障害関係の本はたぶん全部買ったことがあると思います。 一応資料として読んでおくという意味でね。 全部資源ゴミに出してると思う。横浜市の十八番、資源ゴミ。 一応著作権で食べている人間として古本屋には売らない。 で、この被告人の医師もこの著者の本を読んでいたら たぶん鑑定書なんか渡さないと思う。 だって理解してないもん、PDDのことなんか。 だいたい本当にPDDのこと理解していたら 検面調書とか員面調書とかそんなにありがたがらないよ。 本当にこの少年がスペクトラムのどっかにいるのなら そんなところに本当のことが書いてあるわけないじゃん。 そんなんで内面がわかるのなら、「自閉っ子シリーズ」作りはもっと楽チンなはず。 「僕はパパを~」は捨てないでどっかに取ってある。 あれはお小遣いの足りないと
家買えとか、だんなが浮気してるかも、とか、家賃はいくらだとか、子どもをつくれとか。何がいいたいんだ、《あなた》は。《あなた》と同じような家庭生活や人生を歩むつもりはないといっているだろう?いい加減、やめてくれ。 家族を信じているのも、子どもを愛しているのも、だんなを信用してないのも、《あなた》の勝手だ。こっちもそうでなければ《あなた》は安心できないらしいが、そんなことは自分でどうにかしてくれ。無自覚に不安と愚痴の隙間で生きるというのなら、《私》は何も言わないさ。《私》は《あなた》と、家庭生活を話し合い、暴露しあい、現状の不満を言って、同士になるつもりなぞない。 《私》を主婦というカテゴリーにいれなければ気がすまないのは《あなた》の生き方であって、強要するのはお門違いだ。 《私》は、《あなた》に事実婚をしろと迫ったことがあるか?法律婚よりも事実婚のほうが、「確実」だとか「幸せ」だとか言ったこ
湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: あなたが知らないGoogleの10の事実=やはりTwitterを買収しようとしていたという記事に驚くべきことが書かれていた。 (4)Page氏とBrin氏ともに秘書がいない これだけ大きな会社になったのに、それでも秘書を置かないらしい。でもそれがかえってよくて、「この程度のことでトップをわずらわしてはいけない」という思いが従業員に働いて、自分たちでコントロールするようになるんだという。それにGoogle Calenderを使えば、特に秘書はいらないらしい。まあそうかもね。 なぜGoogleのような大きな会社のトップがGoogle Calendarのようなシンプルなソフトで業務に支障が出ないのかと言うと、それは、Googleがネットの中から生まれた会社だからだろう。 おそらく、トップのスケジュール管理以外にも、Googleが同じ規模の会社
私からは特段報告事項はございません。 (問)高速道路無料化の社会実験の関係ですが、先日の大臣の発言で、ETCを持っていない車についても無料にしたいという発言があったのですが、これは実際にやろうとなると技術的に難しい部分もあるやに聞いていますが、どのようにクリアされるお考えですか。 (答)利便増進事業と呼ばれる所謂上限千円の前政権が行ってきた割引については、抜本的に見直しますと申しあげてきました。 その中でこのETC搭載車のみの限定利用というものについては色々な方々から不公平だというお声も頂いておりましたので、全車対象ということを当然検討に載せるということで現在も検討しているところでございます。 今ご指摘のように技術的に難しいというのは、所謂ETCでなければチケット、通行券を収受の方々から頂く場合もあれば、機械的なところから引き取るという方法もありますが、このチケットを抜いて降りる時に現金支
私から2点お話を申し上げたいと思います。 1つは今朝第1回の整備新幹線問題検討会議を開かせて頂きました。 この整備新幹線につきましては、今まで皆様方にお話しておりますように既着工については予定通り進めていきたい。 しかし未着工についてはどのような基準、考え方で行うのかということと整理すべき項目、事業者の負担、並行在来線、地方と国の負担、こういったものを基本的な考え方として議論していこうということになりました。皆様方にお配りをしたものが今日原案としてお示しをしたものでございます。 これからプロセスをどうなっていくのかということについて申し上げれば、国土交通省の政策会議におきましてこれを提示をいたしまして、与党議員からもいろいろな意見を頂戴したいと思っております。 その上でもう一度第2回目の整備新幹線問題検討会議というものを開いて、この中身の確認と修正すべき点があるかどうかという調整、そして最
宮本・勝間対談(その3)行きます。 −−終身雇用の役割として、技術の伝承がある、との指摘もあります。 宮本 ITが代替する部分はあると思いますし、北欧などを見ていても、職場の情報をいかにシェアしていくか、ということをうまくやっていくこともできると思いますが、他面においてそれで解消できない、いろいろな伝承はやはり残ると思うんです。そこは両にらみだと思います。 勝間 常々疑問に思っているのは、本当にそこまで会社の中で抱え込んでいる技術がどれだけあるんですかということなんですよ。逆にスキル自体は、会社から離れても活用できるようポータブルにすべきだという考えです。やはりコミュニケーションとか問題解決、情報収集など、どこでも使えるような能力の開発が、今の日本は学校教育を含め、非常に弱いんじゃないでしょうか。 はあそうですか。「常々疑問に思っているのは、本当にそこまで会社の中で抱え込んでいる技術がどれ
金曜日のエントリの続きです。行きがかり上、明日くらいまでかけて最後まで行ってしまおうかと。今日は(その2)です。 http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/k-info/2009/06/post-31.html −−介護の担い手不足や学校の部活の指導者不足など、地域活動の人材不足が目立っています。 勝間 東京都杉並区の土曜寺子屋は地域の人が運営しています。 宮本 ただ、余剰になった人がすんなり地域に入っていけるかというと、なかなかうまくいっていない部分もあって…終身雇用企業の中にいた男性稼ぎ主が、地域社会に入る難しさがあります。千葉県我孫子市の前市長が高齢者のNPOを作ろうとしてミーティングを持ったのですが、みんな地味な仕事をやらない。幹部の選出になるとみんな「私がやる」というんですが。これまでは、「宮本さん」と言われていたのが、地域に入っていくと「(妻の
ここの所、「クラウド」という言葉が一人歩きしているようなので、言葉の定義を明確にして業界関係者間のコミュニケーションをスムーズにすることを試みてみたい。 クラウド・コンピューティング もともとは、すべての計算をクライアント側で行う「デスクトップ・コンピューティング」に対して、(しばしば雲の形で図式化される)ネット上のサーバー側で計算してしまうことを表すために生まれた言葉。しかし、後述の「クラウド・サービス」の普及とともに狭義・広義・誤用・バズワード化が進み、今や「ユビキタス」と同じぐらい使っている人によって意味が異なる言葉になりつつあるので要注意。 クラウド・サービス アマゾンのec2、GoogleのApp Engineのようにサーバーの能力を従量課金方式で提供するサービスのこと。自社サーバーやレンタルサーバーと比べて、初期投資の面でもスケーラビリティの面でも優れていることが特徴。 クラウ
あなたも@ITでコラムを書いてみないか 自分のスキル・キャリアの棚卸し、勉強会のレポート、 プロとしてのアドバイス……書くことは無限にある! コードもコラムも書けるエンジニアになりたい挑戦者からの応募、絶賛受付中 筆者がお勧めするのは、PMや営業など、顧客寄りの人たちがどうやって案件を受注しているのかを知ることです。やり方は簡単です。「その資料作り、手伝わせてもらえませんか?」といえばOKです。筆者は実際にそうしました。自社のビジネスプロセスに興味があるのなら、何らかの形で提案書作りにかかわってみてください。案件の立ち上げにかかわると、仕事の全体像が見えてきます。 もう1つは、雑務を注意深く見ることです。決裁の申し立てや月末処理など、他部署との協力で初めて行える仕事はたくさんあります。どんな立場の人がどういうかかわり方をしているのかを知るのもいいと思います。雑務は皆に等しく求められるもので
ITコスト削減によるユーザー企業の「内製化」の波が生まれている。SIerに外注するのではなく、自社のシステムを自ら作り出す。そうした「内製化」にこそビジネスとシステムの未来があると信じ、SIerからユーザー企業へと転身したエンジニアが、「内製化の可能性」と「やりがい」について語る。 第2回|1 2|次のページ 「GoTheDistance」というブログを運営している湯本と申します。簡単に自己紹介させていただきます。 2003年に、とあるユーザー系大手システムインテグレータ(SIer)に新卒で入社し、プログラマ、開発リーダー、プロジェクトマネージャ(PM)、コンサルタントというキャリアを歩んできました。 振り返ってみると、とても恵まれたキャリアを歩ませていただいていたと感じます。ですが、さまざまなユーザー企業さまのお話をお伺いしているうちに、システム開発は「内製」に向かうべきである、と感じる
このブログでも何度も取り上げてきた、Pindyck先生の産業経済学だが、 個人的に最も面白く、考えさせられたのは、最後の授業のこのコメントだった。 「一社独占の産業と、競争の激しい産業では、どちらが研究開発への投資がなされ、開発が盛んになると思うか?」 この問いに対して、クラスの9割の学生が、「競争が激しい方が開発が進む」と答えたが、先生の答えはNoだった。 「実は、独占企業の方が、研究開発により多くのお金が投資し、その結果、技術開発も進む。」 これは一瞬、直感に反するよね。 独占企業は、競争がないのだから、わざわざ研究開発に投資する動機に乏しいんじゃないか、と思う。 逆に競争が激しいほど、研究開発に投資して、他社を先んじようとするのではないか、と直感的には思う。 ところが、歴史を見ても、研究開発により投資して来たのは独占企業なのだ。 実際、1970年代から世界の研究開発を引っ張ってきたの
どころか、自分はこう考えている、考え方が違うのは仕方がない、という合意すら得られることはそう多くない。ウェブみたいなオープン環境(それは、目に入ってしまうかもしれないけど、気にしなければよい環境でもある)において、そもそも考え方が違う同士で議論する羽目に陥っている時点でその結論は目に見えているんだけど。 ただ、議論の果てに、お互いの立脚点が違うことに気がつかないで相手を罵倒して去る、というみたいなのは単なるアホか、あるいは絶対正義の化身(つまりバカ)か、どっちかなんじゃないかと思ったりはする。分かり合うことなんてそもそも必要なくて、お互いのポジションを見極めて、落としどころを探るだけで十分だし、それは結論付けなくてもよい。立場上、落としどころを明示することが出来なくても、議論の過程の中で、きっとこの落としどころはここだろう、ということが暗黙的に合意が得られるというのはよくある。 議論の前提
ヨーカドーのネット通販が酷いことになっている。 セブンネットショッピング、会員の個人情報がダダ漏れ。さらにネラーに注文番号の規則性を解析される セブンアンドワイ、XSS脆弱性が見つかる。また社員が2chを覗いていたことが判明 セブンアンドワイ、Google検索で個人情報が丸見えだった模様。また今回の件でアフィリエイトにまで影響が とうとう「オープンソース化」までされる始末。 セブンアンドワイ、今度はソースコードを流出させる。 svnで公開なんてやってくれるぜ。私は初期版をcvsの類で出すのは消極的なんだけど(これはいずれ連載の方で)。 ただ、この前の「はまちちゃん」もそうなんだが、これは実は「エンジニアの反乱」ではないか? もちろん、一連の事件はエンジニアが結託してサボタージュをやったとか、そーゆー類では断じてないだろう。みんなそれぞれのエンジニアは、自分の能力の範囲、自分の仕事の範囲では
今週の東洋経済がなかなか濃い。 中でも渡邉正裕氏の「大企業30代のキャリアの磨き方」が出色だ。 今でも日本企業の社内制度はあまり変わってはいないので、会社任せだと旧式の “終身雇用型サラリーマン”になってしまうリスクが高い。 これは長時間残業、有給返上、滅私奉公といった特技はあるが、21世紀の現在は いまいち市場価値が低い。そうなると会社にしがみつき、ずっと足元だけを見て 生きる人生が20年以上続くはめになる。 しかも、成果主義で下がるのは若手の賃金であり、昇給ピークは40代前半に低下する から、従来の中産階級のような生活水準はとても期待できない。 そうならないための指針としてよく出来ていると思う。 興味を持った人には本書をお奨めしたい。 ついでに言っておくと、00年前後、苦労して正社員内定を手にしたにも関わらず、 第一氷河期世代の離職率が上がったのは、こういった事実に若者自身が気付いた
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 福地 要は機械の中身を全部知っているわけですから、洗濯機を非常に大きな世界観を持って捉えているんです。他社製も含めた既存の洗濯機が沢山ある中で、今度の新製品がどういう位置づけで、どんな新技術が盛り込まれていて、それがどんな新しいニーズに応えるものなのか、ということを考えている。 でもお客さんから見ると、今度はいくつボタンを押したら洗濯できるの? という話でしかない。そこがものすごいギャップなんです。お客さんから見たら、洗濯ができればそれでいいという。 渡辺 まあ、その、開発する方のお気持ちはお気持ちとして、だってそのために買ったんですから。 福地 もう少し機械に細かい要求がある人は、それよりは広いイメージで捉えているかもしれないけど。開発側と
この人とは思考や行動、視点がまったく噛み合わない! なぜだ? という現象、どなたもご経験おありと思う。同様に、製品の仕様、販売の現場、サービスについて「いったいなんでまたこうなるんだ」という経験も然り。作り手と買い手のコミュニケーションのギャップはなぜ生まれるのか。それを解く鍵はどこにある? ・・・という大テーマを、今回は極めてライトに考えてみたい。 お相手は『ワタシの夫は理系クン』を上梓した渡辺由美子さん。「自分が結婚した相手は、もしかして変わっているのでは・・・」という、ありがちといえばありがち(?)な悩みを、旦那さまの思考法を「理系クン」と名付け、解析し、コミュニケーション方法を編み出すまでを抱腹絶倒で描いた快作だ。 この本で展開されるテーマを、自らも「理系クン」だと自覚する福地健太郎さん(科学技術振興機構 研究員)、そして「名乗れるほどハイレベルじゃないけど、他人事とは思えない」と
飛行機を降りてから、ターミナルに入る通路脇に2人のスタッフが立っており、葉書のようなものを配っていた。もらってから、そのまま、かばんにしまい込んで入国手続きをした。 空港からホテルまでの車の中で取り出してみると、「客室設備の不具合についてのお詫び」というタイトルから始まり、「誠に些少と存じますが、お詫びといたしまして『JAL利用クーポン』のお届け、または『JMB(JALマイレージバンク)マイル』の積算をさせていただきたく存じます」と続く文面が目に入った。 日本語と英語で印刷されている往復はがきだった。 世の中で流行っているJALバッシングに加担するつもりは毛頭ない。私からみれば、エンタテインメント設備が故障した後の客室乗務員の対応はよかった。機内アナウンスが終わってからも、乗務員たちは機内を回りながら乗客たちにしきりに頭を下げていた。 しかし、めったに起きないはずのアクシデントを逆手に、日
12月10日、民主党の小沢一郎幹事長が同党の議員約140人を含む、総勢約600人を率いて中国を訪問した。 テレビで見る限り、中国の胡錦濤国家主席は民主党議員全員と握手し、一人ひとりの写真撮影に応じるなど、異例の厚遇ぶりで小沢さんの訪中団を歓迎した。小沢さんも「議員140人以上で1つの国を訪問することはいまだなかった」と、中国重視の姿勢をアピールした。 「朝貢外交」批判は感情論に過ぎない これに対し、日本国内では、「朝貢外交」や「高校生の修学旅行」のようなものなど、批判の声が続出した。日本は言論の自由が守られた国であるから、与党や政府に対する批判が出てくるのは当たり前のことで、今回の訪中の成果と課題についても多いに議論すべきであろう。 しかし、単に訪中団の人数が多いからといって、「朝貢外交」のような批判をまくし立てるのは、感情論に過ぎない。 小沢訪中団の政治的意図を議論することが本稿の目的で
リーマンショック以降、"New Normal(新しい標準)"という言葉が、米国のメディアに度々登場しているそうです。この言葉の意味は、たとえ景気が回復しても、以前のNormalには、もどりませんよ・・・ということで、お客さまが物事を考える上での常識が、変わってしまったということを言っているのだそうです。 景気の低迷で、IT投資を抑制してきた日本の企業にも、この"New Normal"が、常識となりつつあるようです。 景気が回復し、システムの需要が拡大しても、システムの導入や開発が、今まで同様とはいきません。節約志向が定着した情報システム部門は、もはやかつてのNormalにもどる意思はないようです。 事実、クラウドが、こんなにも早くITビジネスの第一線に出てくるとは、正直予想していませんでした。この不況に後押しされて、時計の針が、大きく動いたようです。 情報システム部門の意思決定のメカニズム
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
来年4月から,ぼくが教えるゼミは2~4年まで揃う。週3コマはゼミを行うことになり,教務の大半はそれに費やされる。不況の影響で,ゼミ参加学生は非常に増えており,多くの教師にとっても学生にとっても「ゼミ」が大学生活の中心になるだろう。これまでと同様,今後もゼミ運営の試行錯誤が続く。 ぼく自身がゼミに入ったのは大学3年のときだ。数理経済学のゼミで,3年では一般均衡理論に関する邦訳された入門書,4年では英語の専門書を輪読した。ゼミ生の大半は,その本に書かれたアルゴリズムを実行する研究を行ったが,ぼくはそこから逃げて,ゲーム理論の文献サーベイで卒業論文を書いた。 修士課程では2年次(か1年の最後あたり?)に産業組織論のゼミに入った。修士論文を書くことを目標として,先生が指示する論文を次々読んで,年の後半には自らの研究の進行状況を報告した。ゼミ生は3人しかいないので,ほぼ毎回何かを発表していたはずだが
中国滞在中だけど、みやげ物やで無駄に散財してしまった。経緯は以下のとおり。 店員:お土産に花茶どう?(参考:花茶) 私:それはいくら? 店員:おまけして、100gで200元。 私:(3000円ぐらいか、ちょっと高いけど日本語通じるから買おうか)じゃあ、ちょうだい。 店員:(空の茶筒と花茶を見せながら)いくつ買う? 私:(グラム売りだから、茶玉単位で買うのかな)5つ頂戴。 店員:わかりました。(と言ってごそごそ何か始める) この間、他のみやげ物を物色し、店員を待つ。しばらくして、茶筒をたくさん持ってきて何か始めるのに気づき、内心「替えの茶筒は私が店を出てから用意すればよいのになぁ」と思いボーっと眺める。 しばらくして、「5つ=茶玉5個」ではなく「5つ=茶筒5本」と気づく。しかし、店員はもう5本の茶筒に花茶を詰め込み終わっている。ここで、「いや、ごめん勘違いしていた1本でいいよ」と言えば、よか
ITベンダーのクラウド・ビジネスとして“第二種クラウド事業者”なんかが面白い、という話を今年7月のエントリーで書いたが、本当にそんなビジネスが出現した。報道によると、セールスフォース・ドットコムが12月25日に、自社のPaaS「Force.com」を日本のITベンダーにOEM供給するパートナー・プログラムをスタートさせるとのこと。いよいよクラウド・ビジネスへの新たなパスが開けるかもしれない。 私が提唱した第二種クラウド事業者とは、IT業界の古いビジネスで言えばVANみたいなもの。クラウドのインフラの一部を借りて、自社ブランドで様々なクラウド・サービスを提供するサービス提供者のことだ。今風に言えば、携帯電話のインフラを借りて独自の携帯電話サービスを提供しているMVNOと同じようなビジネスである。 この話を書いた当時も、そして今も、ITベンダーにとってクラウド・ビジネスは、IT資産を誰が持つか
iPhoneアプリで大成功している人たちがいる。例えば、ピアノアプリ「MiniPiano」「FingerPiano」を開発した和田純平さんは、会社からの帰宅後や休日にコツコツとプログラミングを進めて4000万円以上の収入を得た。勤めていた会社がMac製品から撤退することになったために同僚と2人で起業した物書堂の廣瀬則仁さんは、2人で「大辞林」「ウィズダム英和・和英辞典」などのアプリを開発し、1年半で3億円を超える額を売り上げた。 ただし、高収入を得られることだけがiPhoneアプリの成功とは限らない。例えば、NTTドコモのiモード向け着メロサイトで成功した経験を持ち、無料アプリの「memory tree」を開発した宮田人司さんは、グローバルに同時サービスできるというiPhoneアプリの特徴を高く評価している。実際、人気アプリの開発者の下には、世界中のユーザーから激励のメールやレビューが届い
2009年11月12日、13日の2日間、宮崎県宮崎市のシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートで開催された「Infinity Ventures Summit 2009 Fall」。国内外のITベンチャー企業が集うイベントだが、今年のセッションは「ソーシャルメディア」一色。それもそのはず、いま、ソーシャルメディアは大きな変革期を迎えているからだ。 国内最大の会員数を誇る「mixi」を運営するミクシィは2009年8月、外部企業や個人がアプリケーションを開発してmixi上で提供できるサービス「mixiアプリ」を本格稼働。国内大手SNSとしては初めてオープン化に踏み切った。多数のディベロッパーがmixiアプリに参入し、開発者登録をしている企業・個人の数は約1万2000アカウントにも及ぶ。 その効果たるや絶大だ。ケータイ版mixiへユーザーが移行した影響で減少傾向にあったパソコン版mixiのPV(ペ
第38回 ユーザ評価の落とし穴 2009年12月16日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 人間が利用するシステムを作るときは必ずユーザ評価が必要です。開発の初期段階において客観的な他人の目で見てもらうことにより、問題を早期発見することができますし、全くスジが悪いようであれば最初から考え直すこともできます。少人数のテストユーザに評価してもらうことによって劇的に問題点が減ることが知られています。 完成したシステムについてもユーザ評価は重要です。新しいユーザインタフェースシステムを開発した研究者は、学会で論文を発表することによってそのシステムを世に広めるのが普通ですが、論文を発表するためには、識者による論文査読を通過する必要があります。新規でないシステムや有用でないシステムなど、発表する価値が無いシステムは査読の段階で問題点が指摘され、論文として発表されないようになっています。 この
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日、自分自身でも思考停止ということばを使いましたが、あらためて考えてみると、思考停止というけど停止するのは半分だけだと思います。 つまり考えるほうは停止というか起動させないことができるけど、思うほうは停めるってのがそもそもできないんじゃないか、と。 考えるほうは意志がないと動かないけど、思うほうは逆に自分で意図しなくても自動で動いちゃう。その2つをひとつの単語として「思考」とするのは、あらためて考えてみると、おもしろい。 イメージとしては、思うというのは写真を撮るようなもの、考えるというのは撮影した複数の写真を整理したり編集したりすることなのかな、と。しかも、撮影のほうはある程度、自動シャッターだったり。 そういう自動で降りるシャッターの結果としての「思い」を思考というこ
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最近、というか前から「かとうさんって、ITが好きだからそこまで こだわってやれるんですよねー」といわれる。 洋書とか読んでると、「なんでそんなにがんばれるんですか」ってね。 そのことについて、そろそろ ガツンと言っておきますか。 ITは確かに夢もあって好きだが、仕事となると好きだけでは超えられない壁があると思う。それは、市場(顧客)から対価を得ることができるかということだ。技術者なら自分の持っている技術で市場に貢献して対価を得るということになる。つまり、売れる自分でないといけない。そうじゃないとお給料をもらってはならんと思っている。(当然、新人とか新しい仕事であれば見習いというので、ある意味市場から投資を受けている状態ですが、最終的には市場にお返しできなければならない) これはIT技術者だからというより、社会人としては当然のように意識すべきこと。自分がどういう風に成り立っているか足下もみな
なにも仕事に希望や夢を見ていたわけではないと思う。 生活の為に働くのだと思えば、多少の苦悩はあってしかるべきであるというのは理解しているつもりでもいる。 美しいコード、整理されたアルゴリズム、機能を網羅したテスト。 それはすべて理想であり、目標とすべきところであると理解している。 だが現実は? 自分の書きやすさ、好みのために、他のメンバーの理解できない言語を選択するのははたして正しい行いだろうか? その言語やWAFの実績、セキュリティの堅牢さは考慮されているだろうか? どんなに堅牢であると主張しても、安定性が高いと主張しても、それを賞味できる数値をはじきだすだけの時間の余裕は残されているか? 優先されるべきは泥臭くても、汚い手法だろうと、最短距離、最短コストで実現できる安定し、顧客の個人情報が保護される堅牢なシステムだ。 理解している。わかっている。もう少しコードを書いたら、少し仮眠をとろ
近ごろ「最近の若者はダメ」が、(また)流行っているようなので、自エントリをまとめてみる。もし、「最近の若者は…」を見かけたら、ここを思い出してほしい。 きっかけは、職場の飲み会。「近ごろの若い連中はダメだ!」と一席ぶつオッサンがいたこと。それって、昔から言われてますね、と返すと、「何年何月何日に誰が言った!?出典どこだよ?何の根拠でそう断定できるんだよ?」ってオマエは小学生か。そこで調べてみたところ… ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1. 近ごろの若者は当事者意識がなく、意志薄弱で逃げてばかりいて、いつまでも「お客さま」でいる件について [URL] 「最近の若者はダメだ」と昔から言われているが、特に今の若者はひどい。当事者意識が欠如しており、いつも何かに依存し、消費し、批判するだけの「お客さま」でいつづけている――という小論。出典を隠すと、内田
10月16日米国西海岸時間の午前4時9分(日本時間午後8時9分)にTwitterでこうつぶやいた。 午前4時起床。今日の橋本野月戦は、両者気合い入りまくり(時間の使い方)で、面白いぞ。 http://twitter.com/mochioumeda/status/4913300845 は、10月16日のB2順位戦、先手橋本七段が120分(2時間)の長考で▲3七桂(21手目)と指した局面である。 ここで後手野月七段が170分(2時間50分)の長考で△5一金(22手目)と寄った。わずかこの2手で5時間近く、昼食休憩を含めると6時間近く、まったく局面は動かず二人の棋士はこんこんと考え続けていたわけである。 この「長考の中身」について野月七段自らの解説が、将棋世界最新号(2010年1月号)に掲載されていてたいへんおもしろく読んだ。「熱局探訪」最終回の冒頭「長考の中身」の項である(毎回楽しみにしていた
おおきなかぶ 作者: A.トルストイ,佐藤忠良,内田莉莎子出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1966/06/20メディア: 大型本購入: 9人 クリック: 116回この商品を含むブログ (185件) を見る 「おおきなかぶ、読もうか?」と声をかけると「あ・ぶ!」と言って本棚から持ってくる。最初のページでおじいさんが「あまい あまい かぶになれ」と言うシーンでは「まい・まい!」。 かぶを引っ張るのを手伝う、犬、猫、ネズミを指さしながら「ワンワン、ニャーニャ、チューチュー」。おばあさんのことは「ばあば」、孫娘のことは「ちゃーちゃ(お姉ちゃん)」。最後にかぶが抜けたシーンを見て「うわー」と喜ぶ。 かぶが抜けない→応援を頼みに行く・・・単純な繰り返しの物語が楽しいらしい。かぶを引っ張る時の掛け声「うんとこしょ どっこいしょ」に、子どもの頃の記憶が蘇る。 面白いのは、最後にかぶが抜けて話があっ
お答え - シートン俗物記についたブクマタワーが、id:NATSU2007氏とid:NaokiTakahashi氏のやりとりによってどんどん高くなっていくのを見ていたが、収束したようなので改めて最初から順に追い直してみたいと思った。 既に一方の論者であるナツ氏がこの長いやりとりについて、「「男は女を欲望する」という抑圧」という詳細な解説記事を、それに対して高橋氏も「なるほどね。」という記事を上げていて、比較するとすれ違いっぷりが更によくわかるので、傍観者が今更追うのはなんだか間が抜けているんだけどまあいいや。私の感想は最後に。 以下、二人の発言+その内容に絡んだ第三者のコメントをピックアップし(17日am1:00現在のもの)、時系列順に並べ直した。こういう場合、元記事を1階、ブクマページを2階と数えるのだろうか? よく知らないがここではそういうことにしとく。 2階 (34users) NA
その最大の資産は「性格」です。巷間では、「恋愛・結婚には男女の相性が大事」ということを何度となく耳にします。あたかも一生の友人を探しているかのようです。 でも、本当に性格って大事なのでしょうか? 本人が大事と言っているのだから、恋愛や結婚には大切であるのでしょう。しかし、性格や性格の相性について、多くの人は誤解しているようなので、この章で明確にしておきます。 結論から言えば、「性格というのは、恋愛においては、それほど重要ではない」ということなのですが、順を追って説明します。 恋愛の場面における私たち人間の性格を規定する最も重要なものは、3つの脳内化学物質に集約させることができます。3つとは、以下の化学物質です。 (1)前述の男性ホルモンであるテストステロン (2)アウトドア派かインドア派を規定するドーパミン (3)信頼性を規定するセロトニン ラトガー大学の恋愛学者、ヘレン・フィッシャー氏が
この問いかけに対する1つの回答は、以下の通りだ。自分(欧州)の今のライフスタイルが持続できないのなら、やはり問題だろう。そして、自分たちの最も優れた功績の一部がライバルに模倣されているからと言って、それが持続可能とは限らないのである。 大陸に広がる廃墟 ランペドゥーサが描く『山猫』の主人公ドン・ファブリツィオは、自分の子供、あるいは孫の代まで、特権的な生活が続くことを願っていた。しかし小説の作者は、終わりがもっと早く訪れることを知っていた。作者は公爵の土地を9月のツバメに例える。9月になると周辺の木々を無数のツバメが覆い尽くすが、これも実は、突然の旅立ちに備えているのだ。 また、ドン・ファブリツィオは、行動するには疲れすぎていた。彼は政治改革を志す者に、次のように語っている。シチリアの人々は「非常に年を取り」、そして「疲労し切って」いるため、行動の良し悪しを議論できないと語る。そもそも何ら
その一方で、同国政府は持続的な成長を阻む最大級の壁について、この解消に取り組むことを躊躇している。それは、不公平な二重構造の労働市場だ。そこでは、ほぼ解雇されることがない労働者がいる一方で、それ以外の労働者(若者、移民、その他の非正規雇用者)が痛みを背負わされている。 一般的に、欧州の没落に関する首脳陣の警告は、政治的な覚悟や、もっと言うなら十分な熱意の裏付けがあるものとは言い難い(リスボン条約の発効により誕生した2つの重職にそれぞれ選ばれたヘルマン・ファンロンパイ氏やキャサリン・アシュトン氏という、無名で威圧感のない2人の政治家のことを考えてみるとよい)。 このように覚悟が欠如している理由の1つは、ある欧州の大使の表現を借りるなら「没落のことを口にしながらも、いまだにそれを実感できていない」点にある。だがこれも変わるかもしれない。国家財政の危機的な状況が、遅まきながらも欧州における大がか
没落について考えた傑作の1つに、1世紀以上前のシチリア島に暮らす架空の貴族を描いた小説がある。この作品、ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサ作の『山猫』の内容には、現在とはかけ離れた要素も多い。何しろ小作農は地代を円盤状のチーズの塊や屠ったばかりの子羊で支払い、従僕は膝丈の古風なズボンをはき、忍び寄る暴力的革命への不安が常に漂っている。 今日の欧州は平和な状態にある。封建制度が終わってから久しい。露骨な不平等は顰蹙を買う。それでも、今日の欧州の首脳は『山猫』をじっくりと読み込んでみるべきだろう。というのも、この小説には時節にかなった教訓が含まれているからだ。 欧州の相対的地位が低下したとの評価は、今やあまねく広まっているようだ。欧州のどの首脳のスピーチを聞いても、大抵、欧州が協力して行動し、一致した意見を表明しなければ、米国と中国という2つの超大国(G2)が牛耳る世界を招きかねないと
四川大地震は四川省成都の北西にあるアバ・チベット族チャン族自治州汶川県で発生した。四川省の中心に位置する成都市の中心から北西に高速道路を走ると、世界遺産の都江堰に着く。 ここまでは四川盆地なので、道は平坦だが、都江堰から汶川県へは従来は山を越えなければならず、くねくねした山越えの道を右へ左へ進むことで、汶川の最初の街であり、最も壊滅的な被害を受けた街「映秀鎮」に到着する。 そこからさらに車で1時間ほどで汶川の市街地に着く。映秀鎮から離れれば離れるほど被害は小さくなるわけで、汶川県の県都は地震の被害は受けているが、映秀鎮ほどではなく、中心地の繁華街ではヒビの入った建物が多数確認できるものの、その下の商店街は普段通りの活気がある。
ロシアで11月27日に発生した列車爆破事件については、本コラムでもすぐに取り上げられた。その後、12月2日、コーカサス首長国(The Caucasus Emirate)軍本部の名前で出された犯行声明がインターネット上に掲載された。 これによれば、この種の企ては今年初頭から計画され、春にはロシア本土への攻撃拡大の決定がなされたという。証拠となるビデオなど、この声明を裏づけるような資料は提出されておらず、真偽は現時点では必ずしも明らかではない。 しかし、久しく報じられることがなかった北コーカサスの武装勢力が実行主体として浮上した。 本欄の最後でも触れるように今年は第2次チェチェン戦争が始まってちょうど10年目に当たる。我が国の隣国ロシアの国内で行われていた凄惨な戦争の行方は日本では必ずしも大きな注目を集めてこなかったが、ここでは簡単にその流れを追ってみたい。
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