開発の勉強会。今日の発表者の先生はアフリカでろう者（耳が聞こえず手話を使って コミュニケーションをとられる人）の研究をされている。先生のアフリカでの フィールドワーク経験からのお話だった。 正直、セネガルに２年間居たが、ぱっと思い浮かべてろう者の人の記憶がない。 村には居なかったはずだが、もともと居なかったのか、それとも過去に居たが 何らかの理由で自分が会うことがなかっただけなのか分からない。村の全件を 毎日毎日訪問しては、ずかずかと家に上がりこんでいたから、家の中に隔離されて いることはなかったと思うが、例えば他の村に預けられていたとかあったとしたら それには気付いていなかった。恥ずかしながら、そんな意識がなかった。 どうやらセネガルにもろう者の学校があるらしいのだが、存在について意識を向ける こともなかったし、無関心であったことをここに告白しなければならない。 で、いわゆる異文化、言語

夕方５時半。定時終了をしたサラリーマンも乗ってきて混雑が始まる頃の 名古屋地下鉄車内。二人組の女子高生。一人はパンをかじっていた。 と、もう一人がごそごそとコンビニ袋を探っていたかと思うと、取り出したのは パスタ。あの臭いからするとカルボナーラ。ビリビリとラップを破り、そして フォークを取り出して食べ始めた。衝撃。 こんな混雑した車内で、パスタ食うか？ 明らかに周りの大人たちは嫌な顔をしている。そらそやろ。臭いが充満してるし。 が、当の本人たちは全く気にする様子も無く、一人はパンを一人はパスタを黙々と 食べながらおしゃべりに花を咲かせていた。 おいおい・・・と思ったけど、でもどうなんだろうか？とちょっと考える。 本人たちは全く気にしている様子は無く、つまり彼女たちにとっては 「車内でものを食べる行為」に抵抗はないってことだ。 さて、でもどうだろ？自分も仕事をしていたときに移動中の車内でおに

授業で、クライアントの要望する体験学習プログラムを自分たちで作成し提供すると いうのがあり、そのためのニーズ調査を行ってきた。今年は自分たちのチームを含め 全部で３つ。企業をクライアントに社員向け研修をするというのが一つ、病院の医療 従事者（看護師さんや医者）を対象に人間関係トレーニングをするというのが一つ。 そして自分たちはNPOの方を対象にファシリテーショントレーニングをする。 NPOの方とは言え、ファシリテーションの勉強会に集まっている人という大きなくくり の方を相手にするので、他の２つとはそもそも違う。多様性がとってもある。 街づくり、医療、企業、住民と行政の仲介など、各自がフィールドとされている分野 はそれぞれでファシリテーションというキーワードに集まってこられているが、 興味はバラバラ。これをどないまとめてトレーニングプログラムを提供するの？ という大きな問題があった。 共通す