概要 負荷ツールで負荷をかける時の説明でよく見るのは 項目 計算式 総テスト回数 スレッド数×ループ回数 1秒あたりのリクエスト数 総テスト回数÷Ramp-Up ですが、例えば分間600アクセスを想定した時に 設定項目 値 スレッド数 600 Ramp-Up期間 60 ループ回数 1 とした場合と 設定項目 値 スレッド数 100 Ramp-Up期間 60 ループ回数 6 では先ほどの説明だとどちらも総テスト回数や1秒あたりのリクエスト数は同じです。 それぞれのケースの時にかかる負荷の違いが分からなかったので調べてみました。 環境 JMeter 3.2 各用語の説明 スレッド数 JMeterが生成するクライアント数です。 スレッド数=アクセスするユーザ数と考えればOK。 Ramp-Up期間 設定したスレッド数を何秒以内に起動・実行するかの指定です。 例えばスレッド:10、ramp-up:1