菅政権を支える自民党の二階俊博幹事長(中央)、林幹雄幹事長代理(右)森山裕国対委員長(左)=党本部で2018年10月18日午前11時45分、川田雅浩撮影 菅義偉首相は首相官邸での面会やホテルでの会食を通じて政治家や有識者と意見交換を重ねるが、与党幹部の中でも際立って面会回数が多かったのが、二階俊博幹事長や林幹雄幹事長代理だ。これに森山裕国対委員長を加えた3人は菅政権誕生の「立役者」で、首相が官房長官時代から緊密な関係を築いてきた。ただし緊急事態宣言が再発令される中、首相は政権中枢「3人組」と密接に意思疎通する機会が表立って減っている。内閣支持率が急落する中、変化が生じるのか。 「今までの言動、政治活動、しかも官房長官としてずっと(安倍前)内閣を支えてきた。その活動の一部始終を見ていてこの人は信用できると思う」。二階氏は昨年12月27日のBS朝日の番組で、首相を持ち上げた。 首相と二階、林、