相模鉄道にとって悲願の都心乗り入れから1週間。 その利便性に早速あやかっている利用者がいる一方で、依然として各列車は空いているという印象が拭えません。 しかしながら、この現象自体は開業直後の新路線ではよくあること……という声も。 開業直後の様子は過去記事でお伝えしてぃすので、今回は多方面から独自考察を行なっていきます。 鉄道新路線の開業直後は空いている理由 11月30日に直通運転が始まって便利な系統が生まれたとしても、通勤利用で新路線をすぐに使い始める利用者は多くはありません。 これは、ラッシュの時間帯の大半を占める通勤・通学定期券利用者の事情が背景に存在します。 鉄道の定期券では1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の3種類が主流で、JR東日本・相模鉄道でも同様の刻みで設定されており、ほとんどの会社員の方は最安となる6ヶ月定期を購入しています。 多くの会社員にとって、定期購入の時期は新年度が始まる3月下