1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 首都圏では2010年開業の成田スカイアクセス線以来13年ぶりの大型新線となる、東急新横浜線の日吉駅~新横浜間と相鉄新横浜線の新横浜駅~羽沢横浜国大駅間が18日、開業した。新線開業で浮上した問題とは。(鉄
JR東海グループの流通事業を再編し、東海キヨスクとジェイアール東海パッセンジャーズ(JRCP)を10月1日に合併することが発表された。合併後の新社名は「株式会社JR東海リテイリング・プラス」となる。 JR東海グループの東海キヨスクとジェイアール東海パッセンジャーズを合併し、10月から「JR東海リテイリング・プラス」に(写真は東京駅八重洲口) 2社はともにJR東海の駅構内を中心に小売店舗を運営する企業。東海キヨスクは名古屋市に本社を置き、「Kiosk」「Bellmart Kiosk」「GIFT KIOSK」「GRAND KIOSK」などの店舗を運営する。ジェイアール東海パッセンジャーズは東京都内に本社を置き、「DELICA STATION」「旬菜」などの店舗を運営するほか、スターバックスをFC展開している。 新会社「JR東海リテイリング・プラス」は両社の事業を継承し、駅構内小売事業、フランチ
相鉄・東急直通線開業で注目を集める相鉄線、鶴ケ峰駅付近で、連続立体交差事業が始まっています。これにより10の踏切がなくなり、交通渋滞が緩和されると同時に街の南北の回遊性、利便性が高まります。駅周辺のまちづくりを考える機運も生まれており、鶴ヶ峰駅周辺は大きく変わりそうです。 相鉄線鶴ケ峰駅。相鉄・東急直通線開業に加え、街を大きく変えるであろう連続立体交差事業が始まっており、駅周辺の10の踏切が除却される予定です(筆者撮影) 新線開業で変化が起こり始めた 鶴ケ峰駅。上部には鶴をあしらったディスプレイがあり、相鉄・東急直通線開業の告知などもありました(筆者撮影) 相鉄線はこの数年で利便性が向上しています。2019年には相鉄・JR直通線が開業し、鶴ケ峰駅(横浜市旭区)には相模鉄道本線の通勤特急、通勤急行が停車するようになりました。さらに2023年3月18日には相鉄・東急直通線が開業。直通で渋谷駅や
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