富山市は16日、北陸新幹線と在来線(あいの風とやま鉄道ほか)の高架化で3月21日から開始する路面電車の南北直通運行について発表した。岩瀬浜方面へ向かう北側の路面電車と、大学前・南富山駅前方面へ向かう南側の路面電車が富山駅で接続する。 「トランジット・ライティング・ウォール」 富山市によれば、この路面電車南北接続事業は富山駅を舞台とした新幹線と路面電車のコラボレーションという、世界でも類いまれな高速鉄道とLRTの接続を実現するものであり、公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりのシンボルになるとのこと。 富山駅高架下の路面電車走行空間では、富山市の玄関口にふさわしい空間となるように、「ガラスの街とやま」ならではの大小さまざまな工芸ガラスを組み合わせた「トランジット・ライティング・ウォール」(新幹線側は高さ7m×幅35m、在来線側は高さ5.1m×幅28m)を設置。「山と海の文化その融合」をデザ
富山地方鉄道と富山ライトレールが2020年2月22日に合併する。日本経済新聞電子版の4月25日付の記事によると、存続会社は富山地方鉄道で、運行形態や運賃については今後、協議を進めるという。事実上の吸収合併となる。 富山駅北停留場で発車を待つポートラム新車両(TLR0608)。富山ライトレールの8編成目となる新車両は、路面電車の南北接続を視野に導入されたという ただし、これは経営体制による問題ではない。富山駅周辺の交通体系を再構築するという大きな視野に立ち、市民サービスを拡充するためだ。両社の経営統合と直通運転によって、富山駅周辺の交通拠点整備がほぼ完成する。 もともと富山地方鉄道の市内電車は富山駅の南側で展開しており、現在の電鉄富山駅・エスタ前停留場が「富山駅前停留場」だった。富山ライトレールは旧JR富山港線をLRT化した際にルートを変更し、併用軌道(路面電車)区間を新設して富山駅北口に新
富山地方鉄道が、富山ライトレールを吸収合併します。2020年3月に両社の路面電車がつながる「南北接続」を控え、経営統合するものです。 2020年3月に富山駅で接続 富山地方鉄道は、富山県で鉄道93.2km、軌道7.6kmを運営する民鉄です。富山ライトレールは、富山県や富山市などが出資する第三セクターで、ポートラム7.6kmを運営しています。両社が、2020年2月22日に合併することを発表しました。 富山地鉄の路面電車である市内線と、ポートラムはそれぞれ富山駅の南側、北側で営業していますが、それを2020年3月に富山駅で接続し、南北一体で運行することが決まっています。たんなる相互直通運転にとどまらず、経営統合をすることで、鉄道の運用効率を高めます。 富山地方鉄道が存続会社に 両社の経営統合方針については、2018年9月に合意していました。それが今回、正式に決定したわけです。 合併後の存続会社
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