あすこま 島田先生、渡辺先生 お手紙ありがとうございました。『あらためて、ライティングの高大接続』の編著者お二人が、僕のブログでの感想を読んでくださり、それに対する反応を公開書簡の形でくださったこと、とてもありがたく思いました。 さて、そのお手紙の中で、島田先生と渡辺先生は、大きく次の2点に言及されていました。 ①著者の皆さんの関心は日本のライティング教育全体にあること。その上で、高大接続をメインテーマとしたのは、小学校から続く日本のライティング教育の不備が表面化する地点であることや、世間の関心などの戦略的理由からであること。 ②「アカデミック・ライティング」の意味を、狭義の「アカデミック・ライティング」(学術論文やそれに準じたレポート)ではなく、「学校で書かれた、事実や意見を伝える文章」に拡張することで、私たちは校種の違いを超えて協働できること。 この2点を受けて、僕もお二人への返信を書