昨日の夜、みんなで打ち合わせしながら「福田首相辞任」の話になった。 「でもさ、一国の首相が辞任するという大事件なのに、たった1日で、もうなんだか遠い出来事みたいだな」 「そうそう。なんか遠い」 「安倍さんの時はまだ謎があった分、興味が継続したけどね」 「今回は謎がない分、あ、そう、と頭の中の引き出しにしまってオシマイ、ハイ次って感じ」 「北京オリンピックなんかずいぶん昔みたいだ」 「昔だったら1ヶ月くらいはオリンピックの話してたけどなぁ」 「もう今頃その話してるのって相当ダメな感じだよね」 「福田さんの話題が『今頃感』あるくらいだからなぁ」 「明日の広告」でも書いたが、1994年から2004年までの10年で世の中に流れる情報量は410倍になった(総務省情報流通センサス報告書より)。 たとえば街を歩いていて10個の情報、看板とか人の顔とか音楽とかに接していたのが、たった10年で4100個に増