『クイック・ジャパン』は毎年、人気放送作家を招いて座談会を開き、前年度のテレビについて振り返っている。今回の座談会で放送作家陣が「パーソン・オブ・ザ・イヤー2013」に選んだのが、社会現象にまでなった『あまちゃん』の脚本家・宮藤官九郎。ふなっしー、フットボールアワー・後藤輝基、有吉弘行らの名前があがるなか、 「今年(2013年)の象徴」 「オッサンたちを朝8時に起こした男」 という声があがり、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた宮藤だが、本人にとって2013年はどんな年だったのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.112で、宮藤はこう語っている。 「『あまちゃん』の作業は2012年からスタートして、2013年にもこぼれたくらいの感覚です。ただ、周囲の反応が騒がしくなったのは放送が始まった2013年からなので、『いろいろ思われたんだろうなー』という感じの1年ですね。間違いな