国は、原則として個人のお金の使い方に口を挟まないことになっています。たとえそれが、ブランド品を買い漁る、毎日パチンコ屋に入り浸る、AKB48のCDを一人で何百枚も買う、といったあまり賢明とは言えない支出でも。その結果、毎日カップ麺しか食べられなくても、電気を止められることになっても。です。 それは、自己責任などと言ったケチな概念ではなくもっと根源的な人権=「自由」です。何がその人にとって幸福かはその人次第。だからパチンコでもAKB48でも自分の金を何に使おうとその人の自由です。 憲法13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。 にもかかわらず、自分の金の使い方に国が介入してくるのが年金の強制加入です。税はあくまで国の運営費用の請求です。それに対し年金は、本人に還って