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いい話と増田に関するkommunityのブックマーク (26)

  • この夜を生きのびよう。

    最近知ったとあるはてなーさんの、書くものが素敵だなあと思い、さかのぼって読んでいたその方のポストやその他から、いくつか思うところがあった。あまり他人には話していないことなので、anonymousで書く。 わたしには両親と弟がいる。母はわたしが生まれた直後から精神分裂症を患っていた。(あえて精神分裂症と書く。このころはそう呼びつけていたので)小学校低学年までは、母との生活は(今にして思えば)まったく筋が通らないことばかりで、いつも、なぜここで怒られるのだろう?とか、なぜ今日はあんなにものすごく褒められたのだろう、とか、謎ばかりだった。生育環境が特殊だったせいも幾分かはあるのだろうが、わたしはとにかく人と違ったことをしたがる子どもだった。それが物事を杓子定規に進めたがる母の気にいらなかったらしく、なにか思いついて喜び勇んでぶちあげると、必ずひどくしかられた。10歳くらいまでは、ひきずりまわされ

  • キスの時って目を閉じるから何にも見えないってことに初めて気付いた

    生まれて初めて、人と口をくっつけた。 口と口が触れた。 自分の口で、人の口に触れるなんて、私史上、もうそれはありったけなことだった。 ありったけ。 小学生に「おばさん、ボール取ってください」と呼ばれた狂おしい春の桜が、 こざっぱり散りきった4月の25日。 そのおばさんは、初めてキスをしたよ。 ホームランが飛んでいく音が、した気がした。かも。 そりゃね、かっとばすよ。 私はおばさん。 投票所には10回以上足を運んだことがあるし、 所得税もがっぽり取られるイイ年頃で、 suicaなんかもピッてやって、優雅に改札を抜けてる堂々たる社会人で、 キスなんて、キスなんて、 とっくの遠い昔の、教科書とか体育とか文化祭とか、そういうものに紛れながら経験して然るべきで、 こんな今頃、年金とか後期高齢者医療制度とかガソリン税がひしめき合う中で、 転がってきたら、初めてのレモン。 ああ、私という人間は、キスしな

    キスの時って目を閉じるから何にも見えないってことに初めて気付いた
    kommunity
    kommunity 2008/06/02
    いろんな意味で切なくなりそうなので
  • 羽海野チカさんの思い出 - はてな匿名ダイアリー

  • ばーちゃんの家に行くとお茶で腹パンパンになるんだよ

    うちのばーちゃんは、人が来るととにかくお茶を出す。新聞の集金だとかNHKの集金だとかそういう人でもだ。その技術がすごい。普通、ちょっと来ただけの人がお茶を出されそうになったら話を切り上げて帰るもんだ。用事済ませたら帰りたいだろう。仕事中なら尚更。しかし、ばーちゃんは帰さない。いつのまにかお茶を入れて出している。お茶を出すよという気配を出さないまま、いつのまにかお茶が出ている。そもそも常にポットに湯が入っている。あの押して出す古いポットね。軽く20年は使ってそう。っつーか俺が小学生の頃から変わってないからそれ以上。この前、観察していたら、相槌をしながら話の腰を折らず、話を相手に続けさせる。その間に、急須に手早くお茶の葉を入れる。そうだね、そうだねとかなんとか言いながら、急須をくるくる回してお茶をジャー。そのジャーを見た瞬間、来客は話を切り上げようとするものの、ばーちゃんは、それで**は##な

    ばーちゃんの家に行くとお茶で腹パンパンになるんだよ
  • ひいばあちゃんが死んだ

    去年の年末の話だ。 ひいばあちゃんが死んだと、実家から連絡が入った。 すぐ実家へとび、すぐに通夜、お葬式が開かれた。 つっても、あんまり親戚は集まってなかったし、集まった親戚も葬式特有の暗さは全く無かった。ていうか、久しぶりにあった親戚同士談笑していた。 それもまぁ有る意味当たり前で、ひいばあちゃんは結構前からもう、老人ホーム的なところで、「ただ生かされてる」状態だったから。言い方悪いが、ぶっちゃけほとんど死んでたも同然だったのだ。もうここ1年ほどは、誰に会っても何の反応もできない状態。ときどきスタッフの人が寝返りうたせて、点滴うたせて、痰とって……当にただ生かされているという状態だった。それが、ある時熱を出して、ころりとそのまま逝っちまったらしかった。 「まあそろそろかと思ったよ」皆そんな感じの雰囲気だった。不思議な雰囲気だった。皆別に、ひいばあちゃんが嫌いだったわけじゃない。つーか寧

    ひいばあちゃんが死んだ
  • うちの会社にセクハラまがいの事を言うろくでもない男社員がいた。 そろそ..

    うちの会社にセクハラまがいの事を言うろくでもない男社員がいた。 そろそろどげんかせんといかんなと皆と話していたところ、そいつは新入社員の可愛い女の子に目をつけ早速話しかけていた。 胸おっきいねぇー(ニヤニヤ)とか、彼氏に揉んでもらって大きくなったの?とかウヘェ…って感じのことばかり言ってた。 でもその子は 「胸おっきいねぇ(ニタニタ)」 「え?」(聞こえなかったと耳に手を当てている) 「○○ちゃん胸おっきいね」 「え?すみません何て…」 「ハハハだから、胸おっきいねって」 「えっ?何が大きい?すみません、なんかここうるさくて」 「胸おっきいねって!」(大声) 場がシーンとした その男の「胸おっきいねって!!」が響き渡り社内はドン引きしたように静まり返った 「あっ。やっとで聞こえましたー。じゃ、失礼しまーす」 と可愛く笑う新入社員。どうみても確信犯です。当にありがとうございました 羞恥心を

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