「空のF1」と呼ばれるプロペラ飛行機の世界レース「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」が16日、千葉市美浜区の幕張海浜公園で開幕した。日本初開催で、約6万人が詰めかけた。 海上に設けた高さ25メートルの複数のエアゲートを通過してタイムを競う。16日は世界のトップ14人が予選に臨んだ。17日に決勝がある。 注目は唯一の日本人パイロット室屋義秀選手(42)だ。予選では9位だった。今季初戦となった2月のアラブ首長国連邦では6位に入賞しており、地元開催で悲願の初優勝を狙う。「多くの応援が励みになっている」と話した。(木村浩之)