インドで毎年100人以上の子どもが急死した原因は、ある果物だった2017.02.10 08:17399,667 福田ミホ 空腹時に大量摂取は危険と。 この20年ほど、インド北部のムザファプールという地域で5月半ばになると小さな子どもが突然意識を失い、病院に運び込まれるということが相次いでいました。毎年、発症する子どもは数百人、そのうち約40%が亡くなってしまい、100人以上の死者を出し続けているという恐ろしい病気だったのです。 New York Timesによれば、すぐには原因がわからず、感染症のせいだとか、猛暑のせいだとか言われてきました。が、インドとアメリカの研究者による徹底的な原因究明の結果、それはライチを食べたせいらしいことがわかってきました。 The Lancet Global Healthに掲載された論文によると、謎の死の原因は果物のライチに含まれる成分と、不幸な偶然が重なって