笑っている場合じゃない 皆さんは“くすぐられる”のは平気ですか? 私は苦手です。 それにしてもあのくすぐったいあの感じは何なのでしょうか。一応、メカニズム的な話をするなら、自律神経が集中する体の部位は敏感で刺激に弱く、とくに他人にくすぐられると予測ができないので脳が混乱状態に陥り、この不快な感覚が「くすぐったい」となるらしい。だから自分でくすぐるぶんには問題ないということだそうです。でも、なんで笑ってしまうのですかね。笑っている場合じゃない気がするのですが。 それどころか「くすぐり」が愛情のコミュニケーションとして使われたりしています。あらためてよく考えてみると、さっぱり理解できません。ときには異性をくすぐることも平然で行われたりしますが、あれだって性的な接触と何か違うのでしょうか。 とにかく「くすぐり」は“軽く”扱われがちです。 そんな「くすぐり」を題材にしたドキュメンタリー映画が本作『