些細なひと言に突然キレる。昔のことを蒸し返す。とりとめなく関係ない話をする。思い込みが激しい。根拠なしに「絶対これがいい」と断言する。まったく女は厄介だ。確かに女性脳は厄介だが、それゆえに潜在能を秘め、扱い方を間違わなければ、強い味方になって奇跡をも起こす(間違えれば敵になる!)。 本『キレる女 懲りない男: 男と女の脳科学』の著者、黒川伊保子 さんは、コンピュータメーカーにてAI(人工知能)開発に携わった方。脳は、性別と年代別に、驚くほど違うということをマーケティングの世界に活かす、感性分析の第一人者なのだそうです。 その著者だからこそ分かる、男女の脳の違いの説明には、読んでいて「そうそう!わかるわかる!」の連発です(笑)。 「奥さんや彼女がキレるので困っている」「女性の部下の扱いが難しい」「女性上司が理解できない」という男性にとって、本書は問題解決の第一歩。読めば女性の「脳」を理解する