「痴漢やってない」聴取中に飛び降り死亡 愛知県南知多町の海水浴場にある半田署千鳥ケ浜詰め所から聴取中に飛び降り、首が鉄柵に刺さった名古屋市の会社員男性(25)は4日未明、出血性ショックで死亡した。 同署によると、この男性は3日午後、女性から「胸などを触った」と言われ、詰め所で警察官が事情聴取。その最中に「やっていない」などと叫び2階の窓から飛び出し、地上に続く外階段を囲む鉄柵の支柱に首が刺さり、同県半田市内の病院に運ばれた。聴取中、窓は開けたままだった。 調べでは、男性は詰め所のいすに立ち上がり大声を出すなど興奮した様子だったという。詰め所にいたのは約5分だった。 3日午後2時15分ごろ、浮輪で遊んでいた19歳と18歳の女性計3人が「男が体を触り泳いで逃げていった」と訴えて海水浴場を捜し、約1時間後に「触った人を見つけた」と警察官に相談していた。 女性3人は高校時代の同級