ＳＭＢＣ日興:独フランク30人体制へ､国内は日本橋に本社機能移転ＳＭＢＣ日興証券の清水喜彦社長（62）はブルームバーグの取材で、株式や債券、デリバティブの営業や引き受けなど投資銀行業務のため、ロンドン現法からの移籍だけでなくドイツなどＥＵ諸国でも採用する計画を明らかにした。 三井住友ＦＧはトレーディングや企業の合併・買収（Ｍ＆Ａ）のアドバイザリー、株式・債券の引き受けなど海外での手数料ビジネスを強化している。ＳＭＢＣ日興の香港、シンガポール、米国、英国における人員数はここ１年で15％増加。第１次世界大戦終結前に日興の起源である川島屋商店が日本橋に設立されてから７月で100年、海外ビジネス拡大の過渡期にある。 清水社長は「アメリカとヨーロッパをもっと強くしようと考えている」と言明。バンカーの採用だけでなく、チーム買収の可能性も言及した。ブレグジット後の欧州事業については、英国には引き続き全ての機能を持たせるが、「自動車産業など、ロンドンよりは大陸に置いた
