ドイツのコンビニやガソリンスタンドなどで普通に売られている一見、なんの変哲もない小さなお菓子のようなパッケージ。この「subyou」という商品が「青少年に非常に危険だ」と専門家が指摘する。これは法の網をくぐった「粉状アルコール」なのだ。 ソーダやジュースにアルコールが入った飲み物は「アルコポップ」と呼ばれ、手軽に青少年がアルコール摂取してしまうとして問題になっているが、「粉アルコール」は4.8%のアルコールが含まれ、専門家は「瓶や缶入りのアルコールと変わらない」と話す。 普通の水にこの「粉アルコール」を溶かせば、一瞬にしてウォッカやラムのカクテルができあがるというわけだ。 アルコポップの消費を抑えるために昨年の8月には特別な課税をして販売価格を高くし、青少年が気軽に購入できないようにしたばかりだ。しかし、粉アルコールはおよそ2.4ユーロ(300円弱)なため、おこずかいをちょっとしか持って居