ワシントン(CNN) 米海軍は30日、ポーランド北部のグディニアに寄港中の海軍艦船で28日、機関砲の手入れをしていた際、誤って発砲する事故があったと報告した。3発が街の方向へ撃ち込まれたが、負傷者や物的損害は出ていない。 発砲が起きたのは、米駆逐艦「ラメージ」のM240型機関砲。海軍当局によると、乗組員が機関砲の掃除をしていたという。 同艦はバルト海での多国籍軍演習に参加し、寄港していた。28日に出港予定だった。 ポーランド軍の憲兵当局が詳しい原因などを調べている。乗組員が拘束などはされていないという。
先日、八丈島沖で転覆した漁船から、船内に閉じこめられていた乗組員3人が4日ぶりに救出されるという出来事があった。通常、このように密閉された空間内では酸素が不足し、それによって死亡する可能性が高いのだが、4日間も乗組員らが生存できたのは「海水からの酸素供給があった」のが原因ではないかと、専門家が指摘している(NHKニュース)。 記事によると、3人が閉じこめられていた漁船の居住区の容積には、計算上は大人3人が約33時間程度生きられる程度の酸素しかないという。にも関わらず4日間も生存が可能だったのは、人間が排出した二酸化炭素が海水に溶け、そのかわりに海水から酸素が供給された、もしくは波で出来た空気の泡が船内ではじけたなどして酸素が供給されたためではないかとのこと。
ニホンジカによる植物の食害や踏み荒らしが深刻化している南アルプスの高山帯で、被害を受けた場所では、防護ネットを張った場所に比べ約6倍の土壌が雨で浸食されていることが、信大農学部(上伊那郡南箕輪村)治山学研究室の調査で分かった。研究室の北原曜教授は「被害が激しくなれば、保水力低下による洪水など、ふもとへの影響も出かねない」と指摘。被害が拡大している八ケ岳や中央アルプス、浅間山なども含め早急な対応が必要としている。 大学院生の吉村綾さん(23)を中心に2007年12月から調査。いずれも食害や踏み荒らしが確認された仙丈ケ岳の馬ノ背の標高2640メートル地点、大平の1960メートル地点、戸台の1020メートル地点の3カ所を対象にした。 それぞれ斜面にベニヤ板で縦3・5メートル、横1・2メートルの枠を二つずつ作り、谷側に箱を設置。一方の枠は防護ネットでシカの侵入を防ぎ、もう一方はそのままにした。
2006年の雪害で倒壊し、今年3月に廃業した北アルプス岳沢(だけさわ)の岳沢ヒュッテの跡地で、槍ケ岳山荘を経営する穂苅康治さん(60)=松本市=が来年夏の開業を目指して山小屋建設に着手した。年内の作業は終わっているが、来春からの作業が順調に進めば、5シーズンぶりに岳沢で山小屋の営業が再開される。 穂苅さんによると、建設する小屋の名称は「岳沢小屋」とする。標高約2200メートルの岳沢ヒュッテ跡地に建てる。約30人が宿泊できる客室1棟と公共の休憩スペースもある管理棟、トイレ棟からなり、延べ床面積は約180平方メートル。客室棟は雪崩が多い場所であることを考慮して、冬前に解体し、春に組み立てる方式をとる。 10月上旬から月末にかけて、ヘリコプターなどを使って基礎工事をした。来年は5月にも工事を再開し、8月の開業にこぎつけたいという。 穂苅さんは「登山者の安全を考えれば有人小屋が必要な場所。小
「東京が20年(五輪の開催地)に決まったとしたら、(被爆地である)広島を世界全体にメモライズ(記憶)させるために、花形の競技、マラソンといったものを広島で切り離してやるということも考えられる」 東京都の石原慎太郎知事は30日の定例記者会見で、20年五輪招致に意欲を見せている広島市の秋葉忠利市長と長崎市の田上富久市長にこんな考えを伝えたことを明らかにした。一方で、東京の立候補については「これから議会とも相談して決めること」などと明言を避けた。 広島との「共催」について、都幹部からは、「両市長との会談の中で出てきた話で、国際オリンピック委員会(IOC)が複数都市での開催を認めていないのだから実現できるわけがない」と冷めた声が上がっている。 招致には長崎市も意欲を示しているが、「(広島より)さらに遠い所だから、どういうハンディキャップになるか、ならないか。仮定の仮定だからわからない」と話し
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