徳田毅国土交通・復興政務官(41)が「一身上の都合」を理由に辞表を提出し、受理したと、菅義偉官房長官が4日午前の記者会見で明らかにした。女性問題の責任を取ったとみられる。 昨年12月に発足した第2次安倍晋三内閣の政務三役で初の辞任となる。「経済再生」を掲げて好スタートを切っている安倍内閣の打撃となるのか。 関係者によると、徳田氏は周囲に「内閣に迷惑を掛けたくない」と話しているという。菅氏は記者会見で、辞任した徳田氏の後任を週内にも決める考えを示した。 徳田氏は1971年、元自由連合代表の徳田虎雄元衆院議員の次男として、鹿児島県で生まれた。90年に鹿児島高校を卒業し、帝京大学に進学するが中退。虎雄氏の公設秘書や、虎雄氏が立ち上げた医療法人「徳洲会」常務理事などを経て、2005年9月の衆院選に鹿児島2区から無所属で出馬して初当選。06年に自民党に入党した。当選3回。 官邸周辺は「徳田氏
米ワシントン郊外・キャンプデービッドの射撃場でクレー射撃をするオバマ大統領(2012年8月撮影、ホワイトハウス提供)=ロイター 【ワシントン=白川義和】米ホワイトハウスは2日、オバマ大統領が昨年8月、米大統領別荘のあるワシントン近郊のキャンプデービッドでクレー射撃をしている写真を公開した。 大統領が自ら射撃をたしなむ姿を見せることでスポーツや狩猟用の銃所持の権利への理解を示しつつ、銃愛好家らに銃犯罪防止に向けた銃規制強化策への賛同を求める狙いとみられる。 写真は大統領の51歳の誕生日の8月4日、ホワイトハウスの専属カメラマンが撮影した。大統領は黒のシャツにジーンズ姿でクレー射撃の一種、スキート射撃を行っている。 大統領は最近、米誌に対して「キャンプデービッドでよくスキート射撃をやっている」と発言。これまでは射撃が趣味だと公言したことはなかったことから、銃規制反対派を中心に疑いの声が上がり、
(写真上)3頭の子グマを育てていたころのパンコ=2009年6月13日(下)やせ細ったパンコ=昨年8月18日、いずれも北海道斜里町、知床財団提供斜里町でのヒグマの目撃情報 【奈良山雅俊】厳しかった昨夏の暑さは、世界自然遺産・知床のヒグマたちを苦しめていた。海水温が高かった昨年は、例年8月に川を遡上(そじょう)してくるカラフトマスがなかなか現れず、極端なエサ不足に陥った。自然保護や管理を担う知床財団などが観察を続けてきた雌グマはやせ細り、餓死した。 知床半島中央部の斜里町のルシャ地区で昨年8月18日、漁師がサケ漁などで寝泊まりする番屋近くに、やせた見慣れないヒグマがいた。知床財団などとの共同調査の一環として、町立知床博物館の山中正実館長(53)らが体組織を採取。DNAを調べた結果、「パンコ」とわかって驚いた。2008年から同財団などが観察を続けてきた雌グマだった。 パンコは、金毛が美しく
柔道の女子選手15人が、園田隆二・全日本女子前監督から暴力などを受けたとして日本オリンピック委員会(JOC)に告発した問題で、選手側の代理人を務める弁護士2人が4日、大阪市内で記者会見し、選手の声明を発表した。 今回の行動については、「憧れであったナショナルチームの状況への失望と怒りが原因だった」と説明。一連の問題を全日本柔道連盟に訴えたが、「内部で封殺され、JOCに駆け込む形で告発したが、私たちの声は十分に拾い上げられなかった」などと不満を述べている。 さらに、「前強化委員長をはじめとする強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、前監督の責任という形を持って、今回の問題解決が図られることは真意ではない」などとつづっている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く