アルパカという生き物がいる。毛がモコモコした、羊の世界にもしモデルが誕生したらこんなスタイルなんじゃないかな、と思ってしまうような生き物だ。日本でもかわいいと人気でアルパカ牧場があったりもする。 アルパカの体毛は衣類品などに使われ、日本では非常に高級品という位置付けになる。そんなアルパカを食べたいと思う。一部の地域ではアルパカを食べるのだ。どんな味がするのだろうか。
イラスト 小幡彩貴 アンデス山脈のクスコで高山病に苦しんでいる話の続き。コカの葉を噛みながら、さらなるコカの葉を求めて町を歩いた。歩くと言っても、マラリヤで熱が四十度あったときみたいに体がだるく、息が切れる。周囲の現地人はみんな、すたすた早足で行き来しているのに私だけ「一人エベレスト状態」。全く情けない。 でもコカがあるだけマシなのだ。そうでなければホテルからも出られなかっただろう。 コカの葉はてきとうに噛むが飲み込まないで、ほっぺたに寄せてチュウチュウとエキスだけを吸う。吸い尽くしたらペッと吐き出す。ちょっと痺れるような苦みがあるが、まずくはない。むしろ、美味いと思ってしまうのは、私がアフリカのソマリ人エリアで愛好している覚醒植物カートに味が似ているからだ(カートは新鮮な葉を噛むが)。 摂取の方法も同様。ソマリランドの人間はせっかちなためかカートを飲み込んでしまうが、イエメン辺りでは口の
イラスト 小幡彩貴 ペルーの首都リマの市場で、カエルジュースを飲みに行った帰りのこと。 乾燥させた蛇の皮を売る屋台が大通りの歩道にいくつか並んでいた。これで肌をこするとすべすべになると女性に人気なのだという。「うちのお母さんも前に使っていたことがある」と案内役の女性マリーナさん。へえ、と感心していたのだが、ある屋台で思わず足が止まった。 年配の小柄な女性が大きな蛇を台の上にのせてナイフで切りつけている。私の腕くらいある、赤と黒の模様をした大きな蛇だ。「気のせいか妙に生々しいな……」と思って見つめていると、蛇がうねうねと動いている(後で調べたら、中南米最大の蛇、ボアだった)。 市場で蛇をさばく女性 なんと、今ここで殺したところなのだった。訊けば、「アマゾンから生きたまま持ってきた」とのこと。いくら市場の脇とはいえ、道端だ。驚く私を尻目に、おばさんは慣れた手つきで蛇の皮をちゃっちゃと切って剥い
さる7月30日、エマニュエル・マクロン大統領はモロッコ国王ムハンマド6世に宛てたたった一通の書簡によって、モロッコの西サハラ統治を認める決定をした。それは国際法を無視しただけではなく、フランスとアルジェリアが保っていた関係のあやういバランスを壊すものでもあった。 →
ペルーの首都リマで、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」を記念して行進する活動家たち(2015年11月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/CRIS BOURONCLE 【6月16日 AFP】第3子を妊娠していたビクトリア・ビーゴさんは、医師たちから帝王切開で産まなければならないと告げられた。妊娠7か月で合併症を引き起こしていた彼女には、それが最も安全な方法だと、医師たちは言った。 帝王切開が行われたが、医師らはそこで終わらなかった。彼女の同意を得ることなく、卵管を縛ったのだ。彼女はもう妊娠できなくなった。しかも、帝王切開で取り上げられた赤ん坊は死亡した。 ビーゴさんは、1996年から2001年の間にペルー政府によって強制的に避妊手術をされたと訴える30万人のうちの1人だ。訴えている相手は、当時の大統領、アルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)氏。彼女たちは来月、裁判所が捜査
元ペルー代表でアリアンサ・リマに所属するFWレイモンド・マンコが今年初ゴールを決めた。 9日に行われたアヤクチョとの一戦。 3-1とリードして迎えた88分、バイタルエリアでボールを受けたマンコは、味方との絶妙な絡みで狭いスペースを抜けボックス内深くまで侵入すると、最後は角度のないところから左足のシュートを突き刺す! 点差が開いたなかでの一発であったが、かつて「100年に一人の逸材」と絶賛されたマンコのゴールに実況も心なしか興奮気味だ。 マンコは昨年約7年ぶりにアリアンサ・リマへ復帰すると、3試合目にして スーパーゴール をぶち込んだ。 “天才”の見事なゴールは早速 ペルー代表待望論 を生み、代表コーチを務める同国のレジェンド、ノルベルト・ソラーノも「トビラは常に開いている」とマンコの復活を歓迎する急展開に。しかし長く伸び悩んでいた彼がいきなり招集されることはなかった。 その後チー
ペルーの首都リマ(Lima)市内で、審問のため出廷したアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領(2014年4月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERNESTO BENAVIDES 【11月23日 AFP】ペルー司法当局が21日明らかにしたところによると、同国最高裁判所は、収監中のアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領(76)が刑期の残りを自宅で務めることを求めた申し立てを棄却した。最高裁判事3人は、フジモリ氏の請求が「正当な理由を欠き不適切」であるとの判断を下した。 フジモリ氏は、毛沢東主義の左翼ゲリラ「センデロ・ルミノソ(Shining Path、輝く道)」を壊滅する過程で軍特殊部隊が25人を殺害した事件で訴追され、人道に対する罪で2009年に禁錮25年の判決を言い渡された。 フジモリ氏は今月7日の審問で、「私は95歳まで生きるとは考え
世界遺産のマチュ・ピチュや、いまだ多くの謎をはらむナスカの地上絵で有名なペルー。実は最近“ペルー料理”が注目を集め始めているらしいという情報がえん食べ編集部に入ってきました。 ウィキペディア情報によると、ペルー料理は先住民のインディヘナ、移民のスペイン人、中国人、イタリア人、そして日本人といったさまざまな民族の影響を受けて形成されたのだとか。ならば日本人の舌にもきっと合うはず!ということで、南米ペルー料理に挑戦してきました! ■ペルーってどんな国? ペルー共和国は、南アメリカ西部に位置する共和制国家。国土面積は約129万平方キロメートルで、日本の約3.4倍です。言語は主にスペイン語を話しますが、約9万人の日系人の存在等もあり、日本語学習熱も高いのだそう(出典:外務省)。
大統領選の対立候補を攻撃させるため公金をタブロイド紙に流したとして起訴され、ペルーの首都リマ(Lima)で開かれた公判に現れたアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領(2013年11月7日撮影)。(c)AFP/ERNESTO BENAVIDES 【11月29日 AFP】ペルーのアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領の舌がんが再発し、29日にも首都リマ(Lima)の病院で検査に入ると、同元大統領の次男ケンジ・フジモリ(Kenji Fujimori)氏が28日明らかにした。 フジモリ元大統領は1990~2000年の大統領在任中の人権侵害で2009年に禁錮25年の判決を受けて収監されているが、再選を目指した2000年の選挙運動のため約4000万ドル(約40億円)相当の軍の予算を複数のタブロイド紙に流したとして起訴された別の裁判が10月17日に始ま
ペルーの首都リマ(Lima)近郊にあるインカ帝国以前の古代ワリ(Wari)文明のワカ・プクヤーナ(Huaca Pucllana)遺跡から出土したミイラと副葬品の数々(2013年10月24日撮影)。(c)AFP/CRIS BOURONCLE 【10月28日 AFP】ペルーの首都リマ(Lima)近郊にあるインカ帝国以前の遺跡の墓地で、1000年以上前の先住民のミイラ2体が発掘された。遺跡の調査を行ってきた考古学チームが発表した。 大人1体と子ども1体のミイラが見つかったのは、リマの高層ビル群と太平洋を望むミラフローレス(Miraflores)地区にある古代ワリ(Wari)文明の宗教的建造物、ワカ・プクヤーナ(Huaca Pucllana)遺跡。「ワカ」はケチュア語で「信仰の場所」を意味する。 墓地発見から5日かけて慎重に発掘された2体のミイラはいずれも無傷で、発掘に携わった考古学者のグラディス
イルカ、年間1万5000頭捕殺=サメ漁の餌に利用−ペルー イルカ、年間1万5000頭捕殺=サメ漁の餌に利用−ペルー 【リマAFP=時事】南米ペルー当局は18日、同国で近年、アジア各国に向けたフカヒレ輸出が拡大しており、サメ漁の餌に使うためイルカが大量に捕殺されていることを明らかにした。環境保護団体によると、殺されているイルカは年間1万5000頭に上る。 フカヒレの輸出量はここ数年で1割ほど増加した。サメの餌にはサバやイカも使われるが、イルカの肉が発するにおいの方がサメを引きつけやすいとされ、漁師に愛用されている。 漁業当局者は、イルカの犠牲を減らすためにはフカヒレ輸出を制限する必要があるが、違法操業が後を絶たないと指摘している。 政府は違法なサメ漁の取り締まりを強化する行動計画の策定に着手。究極の手段としては、イルカ漁、サメ漁をともに禁止することも辞さない構えだ。(2013/10/1
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